バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.503〕普通の店の偉大な人々
配信日時:2013/09/27 13:10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.02.28発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.503≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        今週は徐々に気温が上がってきており、

        寒さからは解放されつつありますが、

    花粉やPM2.5など、体調面での油断はできません。

       IOC成果発表会も残すところ3日間です。

   活動の成果を存分に発表できるよう、万全で臨みたいですね。    

================================

☆No.503 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_普通の店の偉大な人々
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_「修身」は古臭い?(岩織常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_5年目の飛躍に向けて(一倉社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 普通の店の偉大な人々 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

丸の内の東京本社の裏にレストランがあります。以前はイタリアンレス
トランでリカーショップが隣接されていて、評判も良く結構流行ってお
りましたが、キッチンのチーフが強すぎて、ギャルソンといざこざがあ
り、良く気が利くギャルソン兼ソムリエは辞めてしまいました。

その後は専門の派遣会社で対応していたものの、結局は閉店してしまい
残念に思っていたところ、今年になって新しい店がオープンしました。
経営者もスタッフも新しく変わり、リカーショップの場所も個室にも対
応できる客席になりました。

一度は行ってみようとオープンしてしばらくたった頃、11時半頃に店
の前へ行きメニューをチェックしていると、アルバイトらしきウェイト
レスが「今なら、スムーズにご案内できます」と感じ良く出てきました。
時間が早いせいかまだ、数人の客しかおらず、前の店はその時間帯でも
満員に近かったので不安を感じていると、店長らしき人が迅速に対応し
てくれ、他のスタッフも気が利いていました。

ランチメニューの品数は少ないもののリーズナブルな価格で味も満足の
いくものでした。私はいつも最高の客をめざしているので、感じ良く店
長と名刺交換をし、近所であることと、今度はディナーを試してみると
言ってその日は帰りましたが、その時店は満員で、なんと私以外の約4
0名の客は全員女性でした。丸の内でランチすると本当に女性が多く、
男性はどこへ行ってしまったのかというぐらい影が薄いですね。ラーメ
ン屋とか、蕎麦屋に行っているのでしょうか?

さて、それから約束は果たせず、結果、先週またランチに行くことにな
りました。やはり11時半頃行くと「予約のお客さまですか?」と聞か
れ、驚きました。予約以外の席は数席しかなく、危ないところでした。

店内は活気があり、その時間帯でも半分くらい席は埋まっており、時間
とともに満員になり、12時過ぎには客が並び始めました。「千客万来
だね!」と私が店長に言うと、嬉しそうに「お陰さまで」と応えました。
やはり、男性は1割ぐらいでしたが、客層というものが感じられ、お店
の個性が出てきたように感じました。

私は最高の客を目指しているので、早々に席を譲り、「空いている時に
来て、混んできたらさっさと帰るからね」と店長に言うと「本当に素晴
らしいお客さまです!」と感謝され、値引きはしてもらえませんでした
が、気持ちよく帰れました。

どういうことで、客が客を呼ぶのか、口コミであることは間違いありま
せんが、店で働く人々を見ていると過不足がないサービスを提供してい
るということでしょうか。

普通の店が普通にやっているといえばそれだけですが、普通にやって客
が並ぶというのはランチタイムのレストランの需給だけではないようで
す。安くて旨くてというラーメン屋とは異なり、平均客単価が食後の飲
み物付で千二、三百円で、客が並ぶような店の秘密は何でしょうか?

一つ気になったことは、飲み物のチョイスにアイスティーはあるのに普
通の紅茶がないことの説明が「非常に高価なティーカップを使っている
ので、ランチタイムにはお出しできません」ということで、この言葉を
どのように考えるかで、一緒に行った人達と議論になりました。

客の要望に応えてコーヒーカップにでも出せばいいという声が多いと思
いますが、そんなに拘るカップで飲めるなら、やはりディナーに来てみ
ようかなと私は思いました。この物語は続きます。

今週は五十鈴グループではIOC週間です。普通の社員が偉大な組織に
挑戦するべく活動を発表しています。こちらも楽しみな物語は続きます。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

       ――― 「修身」は古臭い? ―――
========================================================□■□■

戦前の日本の道徳教育「修身」の1年生の教科書に、以下の教えが挿絵
と一緒に書かれています。本当はその挿絵も皆さんに見てもらいたいの
ですが、残念ながらメルマガではちょっと無理なようです。

戦前は平仮名ではなくカタカナで書くことが多かったのはご存知かと思
いますが、5番目とか8番目、13番目、14番目を現代版に読み替え
ることができますか? 何と言っているのか分かりますか?
 
(1)ヨク マナビ ヨク アソベ 
(2)ジコク ヲ マモレ 
(3)ナマケル ナ
(4)トモダチ ハ タスケアへ  
(5)ケンクア ヲ スルナ 
(6)ゲンキ ヨク アレ 
(7)タベモノニ キヲツケヨ 
(8)ギャウギ ヲ ヨク セヨ 
(9)シマツ ヲ ヨク セヨ 
(10)モノ ヲ ソマツ ニ アツカウナ 
(11)オヤ ノ オン 
(12)オヤ ヲ タイセツ ニ セヨ 
(13)オヤ ノ イヒツケ ヲ マモレ 
(14)キャウダイ ナカ ヨク セヨ 
(15)カテイ

これらは、昔から、子供が小さい頃に親が背中を見せ、また話をして説
き、日本では長く大切に守っているものですが、今の自分はどうか?と
立ち止まって考えてみて下さい。これらは今の私たち社会人の日頃の生
活や仕事をする上で心がけるべきこととして十分通じるところがあると
思います。

例えば、「ヨクマナビ ヨクアソベ」は字句通り捉えればいいと思いま
すが、仕事は常に勉強することが大切である一方で、適度なガス抜きも
必要ですよね。勿論、「ジコク ヲ マモレ」も色々な場面で最低限守
るべきことですし、その他にも、仕事は仕事としてきっちりとやる一方
で「タベモノニ キヲツケテ」規則的な食事を摂り健康な体を保ち「ゲ
ンキ ヨク アレ」ですよね。

また、「ナマケル ナ」は社訓の「仕事は實を入れてやろう」、「トモ
ダチ ハ タスケアヘ」は「何でもみんなで話し合おう」に通ずるとこ
ろがあると思いますし、「ギャウギ ヲ ヨク セヨ」はエチケット・
マナー、「シマツ ヲ ヨク セヨ」は仕事や普段の生活における準備
や片付けということでしょう。

「修身」「道徳教育」というと、今の時代には合わない古臭いものだと
考える人もいるかもしれませんが、こうやって一つひとつよく考えてみ
ると、日々繰り返されている何気ないことや行動には、実は「修身」で
教えられてきた日本人として人間としての基本が根底にあるんだなとあ
らためて理解できると思います。

「修身」の一年生の教科書では、もう少し長い文章(紙芝居のような簡
単な話)と挿絵が続き、様々な教えが一つひとつ示されています。今週
は、年度の活動を締めくくるIOC成果発表会で皆さん頑張っていると
ころですが、忙しい合間をぬって、一度「修身」の教科書を覗いてみて、
自分の普段の行動や考え方、身の回りを振り返ってみてはどうでしょう
か? 決して古臭くはないと思いますよ。大切にしていきましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【NS九州スチールサービスの現場から】_一倉社長

       ――― 5年目の飛躍に向けて ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

NS九州スチールサービスの一倉です。

2月も終わりに近づきましたが、まだまだ寒さが続いています。九州地
区では中国から飛来するPM2.5のことがニュースで連日流されてお
り、マスクをしている人の数が例年より多いように思われます。今年度
も残すところ1ヵ月となり、各社においても今年度の振り返りや最後の
追い込みを掛けていると思います。

NS九州も2009年7月に稼働開始して4年が経過し皆様方のおかげ
で九州マーケットの中での認知は大分上がってきたと思います。更なる
拡大を目指して活動していく中で今年度は4月にNS九州として初めて
の高校新卒者を採用しました。

1年間安城SCと岐阜SCに預かってもらい、五十鈴グループの一員と
しての教育をしてもらいました。3月にはNS九州に戻りますが、4月
以降はNS九州の中でどんな活躍をしてくれるか楽しみです。

販売面においては今期、五十鈴と拡販プロジェクトを組み、九州での拡
販活動を開始することが出来ました。関東・中部地区の五十鈴のお客さ
まで九州に進出している会社やこれから進出する会社がありますが、こ
れらの九州へ移管になる需要を獲得していくことが重要です。実績数値
としてはまだ多くはありませんが来期以降は拡販案件として期待できま
す。

これらのことは、NS九州だけでは出来ず五十鈴グループとしての総合
力として発揮されていると思っています。もちろん、NS九州は五十鈴
グループだけでなく、新日鐵住金・メタルワングループの一員でもあり、
これらのグループの中でどのように貢献していけるか、貢献していくた
めにはどのような組織にならなければいけないかを常に考えて一つひと
つ手を打っていかなければなりません。

来期は、NS九州も稼働5年目となります。会社としての土台作りを終
えて大きく飛躍していく年となるべく準備を進めているところです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.504〕は、2013年3月7日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

価格が高くてもお客さまが並んでしまう、そんな「過不足のないサービ
ス」とは何であろうかと考えさせられました。代表のお話の中にあるお
店の、ティーカップに対するこだわりは、一見顧客本位ではないかのよ
うに思えて、実はそうではないようにも感じられ、物語の続きが気にな
ります。単に「過不足のない」といっても、その切り口は分かりやすい
ものであるとは限らないのかなと感じています。偉大な組織に向けて、
お客さまが並んでしまうようなサービスを創出し、自らの企業価値を高
めるための自分自身の活動のあり方を、改めて考えてみたいと思いまし
た。
                     (編集室/野々村 悠希)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
http://e8.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E647

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
http://www.isz.co.jp/ml/form_group.html
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.503≡

======================= ISZ Mail Magazine