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五十鈴メールマガジン〔No.998〕シン・ビジョナリーカンパニー
配信日時:2023/06/01 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.06.01発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.998≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

       今週は九州北部・中国・四国・近畿・東海で

            梅雨入りが発表され、

      関東などもまもなく梅雨入りを迎える季節です。

         5類相当になったコロナへの対策は

         自己責任で行われている状況ですが、

     インフルやはしかなども一部流行のきざしがあります。

        自己管理を怠りなく行っていきましょう。

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☆No.998 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_シン・ビジョナリーカンパニー(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_トライアングル50(小原執行役員)
┃
┃【五十鈴中央の現場から】
┃ ■_成功メソッド(諫山社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

     ――― シン・ビジョナリーカンパニー ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

今週金曜日に行われるオンライン表彰式、土曜日に開催される五十鈴中
央の拠点社員総会を皮切りに、2023年度の五十鈴グループ社員総会
が約一ヵ月にわたり、開催されます。

今年度についても、グループ社員が一堂に会する社員総会は行わずに、
五十鈴関東、五十鈴中央、五十鈴東海、ロジスティクス部門、本社・ソ
リューション部門、ライフサービス部門にそれぞれ分かれて全6回行い
ます。

昨年度は、サービスセンターごとに集まってウェブでつなぐ形を取りま
したが、今年度は拠点単位、ロジスティクス部門も地域ブロック単位で
ある程度集合して開催する形になりました。

今年度の社員総会のテーマを「シン・ビジョナリーカンパニー~進化の
新化~」としました。我々を取り巻く環境は、一層厳しく、変化が激し
く、さらに変化そのものも加速していく中で、昨年度スタートした「第
三の創業」の歩みを着実に、且つスピーディに進めていかなければなり
ません。

時計を創る設計者集団として、自らの意志で進化を遂げてきた五十鈴グ
ループの強みやこだわりをみんなで共有しながら、これからの未来社会
「Society X」に向けて大きく新化するべく、既存のパラダイ
ムを超えて、「シン・ビジョナリーカンパニー」に挑戦していく一歩を
踏み出すきっかけにしたいと考えています。

事業ドメインを未来社会に適応させるためには、進化のレベル感やスピ
ード感をこれまでとは違った形にしていかないと、変化の激しく、不透
明なマーケットでは生き残っていけません。

今年度から新しくしたサステナビリティ推進体制で各委員会活動を着実
に進めることでサステナブル基盤を構築し、部門戦略推進によるグルー
プリソースを最大限に活用し、シナジーを最大発揮させていくことで、
さらなる成長をスピーディに図っていくことが重要です。

2022年度やりたかったことや実現したかったことは着実に進めるこ
とができています。利益体質的なところの強化も図られ、コンプライア
ンス意識も高まり、新人や中途社員も含めた多様な人財を活かすインク
ルーシブな風土や、フラットなコミュニケーションなど、新たな風がグ
ループ全体に吹き始めています。

これまでのビジョナリーカンパニーに向けた進化の過程と、これからの
ビジョナリーカンパニーの可能性を感じ、みんなで話をしていきながら、
「シン」の意味合いを共有できればと思っています。

私もそれぞれのカラーや独自性を楽しみながら、「シン・ビジョナリー
カンパニー」を見据えていきたいと思います。ステークホルダーの皆さ
まや、社員のみんなにも、五十鈴グループの「進化の新化」を感じてい
ただければと思います。

きっと素晴らしい社員総会になると信じています。準備も大変だと思い
ますが、それ以上に、拠点単位ではありますが、集まった一体感と熱気
を感じてもらえればと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_小原執行役員

        ――― トライアングル50 ―――
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4月1日から執行役員に就任いたしました小原尚樹です。

私は、約11年間出向し、ライフサービス部門戦略統括という立場で出
向復帰いたしました。管下の関連会社は、五十鈴建設です。

本社丸の内オフィスは、激しくリニューアルされ、会議室がなくなり、
テレキューブが立ち並び、社内メールはなく、Teams機能を活用し
たコミュニケーションで仕事が進められ、皆がイヤホンを付けやりとり
しているのには、驚かされました。月曜日のTeams全体朝礼もみな
の顔を見ることができ元気になります。

当時一緒に働いていた若手社員は、頭も白く、髪も薄くなったりしてい
ますが、これからの会社を支える未来づくりの人財になっていました。

戸惑いばかりでしたが、ちょうど2ヵ月が経ち、職場の環境や規範にも
慣れてきました。

ここで簡単に自己紹介させていただきます。

私は、1988(昭和63)年に五十鈴鋼材株式会社に入社しました。
当時は、資産価値の上昇と好景気でバブル経済といわれ、華美で世の中
に勢いがあり「イケイケどんどん」の時代でした。入社するとスーパー
カーに乗れるという会社もありました。

配属は、アイコミの前身となるOD(組織開発)部で経営に近いところ
で勉強させて貰いました。それから、今はありませんが、五十鈴トレー
ディング、五十鈴工機、五十鈴エクステリアといった関連会社を含め、
9回の異動がありました。

多くの人と出会い、仕事をさせて貰ったことには感謝しきれません。レ
ストランいすず、すずらん、小祭大祭、商道塾など今は死語になってい
ますが、それぞれが五十鈴の歴史でした。

昭和から平成になり、五十鈴は、経営理念や社訓の精神を大切にし、創
立50周年までに50の拠点で経常利益50億円を実現するという「ト
ライアングル50」という中長期ビジョンを打ち出しました。

当然、50の拠点づくりですから、社長も50人必要となり、企業家を
育てるミッションに舵取りしていきました。若かった私自身もこれには
ワクワクし、可能性にチャレンジしていきたいと強く思っていたことを
思い出します。

この「トライアングル50」の精神は、企業家集団から起業家集団と引
き継がれ、サステナブルやステークホルダーとの協創・協進を基盤とし
たSX(Society X)事業を展開する五十鈴の経営スタイルに
向かっています。

夢と行動力、強い使命感とリーダーシップ、これらは、私たちの未来の
会社づくりの原動力となります。また、競争力を高める部門戦略の遂行
もグループの成長につながっていきます。

今週末から、五十鈴中央を皮切りに、拠点社員総会が週末一ヵ月の間で
開催されます。ブランクのあった11年間の穴埋めも含め、新しい取り
組みをしている五十鈴を体感できるので、楽しみにしています。


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【五十鈴中央の現場から】_諫山社長

         ――― 成功メソッド ―――
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コロナ感染に対する国や企業の規制はようやく緩和されましたが、ここ
からはより自己管理の重要性を問われます。

季節外れの真夏日や早々の梅雨入りなど、まだ気候に身体がついていか
ず体調を崩しやすい状況が続きます。十分な睡眠時間の確保や規則正し
い食生活など、今一度自己管理のありかたを見直し、安全第一、健康第
一で仕事ができるようにしましょう。

さて、よくお祝い事の際に贈ったり、贈られたりする胡蝶蘭ですが、鑑
賞後には枯れて花が散ってしまい、処分に困った経験がある方も多いと
思います。胡蝶蘭は他の花に比べ、比較的に長持ちする花で、ご存知の
方も多いと思いますが、育て方によっては二度咲きすると言われていま
す。

話は遡りますが、昨年4月に私が五十鈴中央の社長を拝命した際に、お
客さま3社より、ご丁寧に胡蝶蘭をいただきました。約一ヵ月、綺麗に
咲いた真っ白な花を堪能させていただいた頃、徐々に枯れ始めた胡蝶蘭
を見て、何とか二度咲きさせたいとの思いが募り、チャレンジしてみよ
うと思いました。

といってもチャレンジするのは私ではなく社員です。このチャレンジに
あたり、いただいた胡蝶蘭が3サービスセンター(大和・青梅・富士)
それぞれに所縁のあるお客さまからいただいたものだったので、3サー
ビスセンターの中で各1名ずつ二度咲き責任者となってもらい、各セン
ターによる咲かせ比べがスタートしました。

一般的な胡蝶蘭の二度咲きの注意点や手順は以下のとおりです。

1.咲き終わった花の処理:胡蝶蘭の花が完全に咲き終わったら、花茎
  を株元から切り落とします。ただし、葉は残しておく。

2.適切な環境の提供:胡蝶蘭は二度咲きさせるために十分な光量と温
  度が必要。明るい場所に置き、直射日光を避けながらも明るい間接
  光を与える。また、温度は夏は25~30度、冬は15~20度が
  理想的。

3.適切な水やり:胡蝶蘭は水を好みますが、過剰な水やりは根腐れの
  原因となるので、土が乾いたら、根元からたっぷりと水を与え、そ
  の後は水を与える前に乾いてから再度水やりを行う。

4.適切な栄養補給:胡蝶蘭には適切な栄養素が必要。専用の肥料を使
  い、根元に与えるか、水やり時に希釈した液体肥料を与える。ただ
  し、肥料の与えすぎには注意。

5.定期的な検査と手入れ:胡蝶蘭の葉には虫や病気が発生することが
  ある。定期的に葉の裏側や株元を確認し、虫や病気の兆候があれば
  対処する。また、必要に応じて古い根を切り落とし、鉢の大きさに
  合わせて植え替えることも重要。

とはいえ、実際に手順通りにやっても、やはり生き物なので、個々の胡
蝶蘭の状態や育てる環境に左右され、素人が二度咲きを実現するのは案
外難しいと聞いています。

そんな中、つい先日、富士で育てた胡蝶蘭が6輪の見事な花を咲かせま
した。同じ手順に沿って、愛情込めて育ててもらった残りの2つは、残
念ながら不発に終わりました。

見事に二度咲きを成し遂げた富士の責任者は、どうだと言わんばかりに
自らの鼻を膨らませ、「見てくださいよ、社長!!」と迫ってきたので、
是非とも成功の秘訣を知りたくて本人に尋ねましたが、「愛情の差です
!!」という情緒的な答えに終始し、残念ながら、再現性ある二度咲き
メソッドを得ることはできませんでした。きっとこれからメソッドとし
て整理してくれると思います。

たわいもない話ですが、新たなチャレンジから成功体験を導いた時に、
どうして成功したのか、何がポイントだったのかを分析し、誰でも同じ
ことをできるために成功のメソッドとして整理しておくことは大事なこ
とだと改めて感じました。

仕事においても、成功事例を目に見えるプロセスとして整理し、再現性
あるカタチにし部門やグループ、外部に展開するところまでやって初め
て、真の成功といえるのかもしれません。

今週末の土曜日から、五十鈴中央を皮切りにいよいよグループの拠点社
員総会がスタートします。今年のテーマは「シン・ビジョナリーカンパ
ニー~進化の新化~」です。

「シン」の2文字に社員の皆さん一人ひとりの思いを込め、高参画・高
熱中を体現し、グループのスタート拠点にふさわしい臨場感ある総会に
していきましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.999〕は、2023年6月8日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

まもなく関東も梅雨入りの時期になり、今後は大雨への警戒もさること
ながら、規制が緩和されたとは言え、発症者は出ているコロナへの対策
やインフルやはしかが流行る可能性もあり、予断を許しません。
また、国外に目を転じればロシア・ウクライナ情勢も長期化しており、
ロシアの核の脅威やエネルギー・資源などの高騰が引き続き懸念として
あります。内憂外患の状況のなか、できることをしっかりとやり、自身
の目標に邁進していきたいと思うところです。
今月から五十鈴各部門・各社で社員総会が行われます。これまでのグル
ープや拠点の進化を振り返って、これからの方向性に向け社員全員が一
丸となって良いスタートが切れることを祈念します。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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