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五十鈴メールマガジン〔No.1003〕1万円の価値
配信日時:2023/07/06 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.07.06発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1003≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        7月に入り、今年も後半に突入しました。

           東京は、梅雨の時期特有の

         曇天で湿気の多い日が続いています。

         蒸し暑さから喉の渇きを感じやすく、

        熱中症にも気をつけなければなりません。

            こまめな水分補給など、

        体調管理はしっかりとしていきましょう。

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☆No.1003 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_1万円の価値(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_新時代のビジョナリーカンパニーへの確かな一歩(瀬戸常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_みんなの夢をカタチに(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― 1万円の価値 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの1デーパスポートの値上
げが発表されました。10月からピークで10,900円と、初めて1
万円を超えることになりました。

また、長らく続いてきた「ファストパス」も終了となりました。40周
年記念プライオリティパスでしばらくは無料ですが、ディズニー・プレ
ミアアクセスという有料サービスを利用しないといけなくなります。

今回の値上げは、賛否両論あるようです。値上げに対してネガティブな
人たちは「すごく混んでいるから、海外と違って1万円の価値がない」
というのです。ポジティブな人たちは、「もっと値上げをして来園者数
を減らして、快適に遊びたい」と思っているようです。

確かに昔と比べると、いつ行っても混雑しているように思います。実際、
ディズニーシーができたというのもありますが、来園者数は開園当初と
比べると倍増しています。

これまでは無料のファストパスを取るために昔は走り、今はアプリ上で
やりくりしてきましたが、お金を払ってでも快適に遊びたい人は、今後
有料サービスを利用するようになるのでしょう。

「価値や品質の高いサービスを、平等に、安く提供して当たり前」とい
う価値観からの転換を意味しています。「混んでいるから価値がない
(低い)」という主張とも相反する考え方です。

ディズニーのブランド力を活用して価値を引き上げることで、結果とし
てサービスに従事するキャストの皆さんの処遇向上や、新たなアトラク
ションやショーの開発や投資、観光レジャー業界全体の価値向上につな
がっていきます。これは、持続可能なオペレーションを考えていく上で、
正しい判断だと思います。

夢の国で、他では決して味わえないサービス(夢?)を提供しているの
ですから、その価値が低いはずがありません。混んでいるからといって、
パークや働いている人たちが生み出している価値が否定されるものでも
ありません。

ディズニーでも国内ではこれだけ値上げに対してネガティブな人がいる
のですから、我々を取り巻く鉄鋼流通業界はもっと値上げに対してネガ
ティブです。

過去と比べて環境が大きく変わり、技術の進展により鋼板はより薄くな
り、量は製造業の海外移転などにより少なくなりました。

しかし、我々の手間は少なくなるどころかむしろ増えています。にもか
かわらず加工賃は上がらず、基準は重量に対してなので実質的に目減り
しているのです。

最近でこそ、副資材や電力料金、スクラップとの差額は一部認められて
いますが、人件費や設備費を含めた値上げは全くできておらず、こうい
った環境が長年にわたってそのままになっています。

提供している機能や価値を正しく理解し、対価をしっかり払うことが当
たり前な世の中にしていくことが持続可能なオペレーションを構築する
上で不可欠だと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸常務

 ――― 新時代のビジョナリーカンパニーへの確かな一歩 ―――
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6月は九州から関東を中心に記録的な大雨、東北や北海道では記録的な
高温となり、異常気象が全国的に見られました。

梅雨明けは各地で平均並みとのことですが、30度を超える真夏日が連
続する地域もあるなど、今年の夏は厳しい暑さが予想されています。

いつも以上に熱中症が心配になりますが、水分補給や栄養・睡眠をしっ
かり取り、体調管理には気をつけてもらいたいと思います。おかしいな
と思ったら無理をしないことです。しっかりやれているとは思いますが、
声掛けや気配りもお願いします。

先週末の土日で全6回の拠点社員総会が終了しました。拠点の皆さんお
疲れさまでした。各社とも真剣な中に笑いや楽しさもあり、拠点の一体
感、「心・シン」が一つになると感じられる社員総会になったと思いま
す。

今期は「シン・ビジョナリーカンパニー」~進化の新化~をテーマに、
世の中の変化に適合進化しながら未来社会創造企業を目指していく、五
十鈴グループがこだわる「シン」=進・深・真・新・・・を追求する社
員総会でした。

プロローグでは、グループ経営チームから昨年度に示した指針と実績成
果を検証しながら、今年度さらなるグループ経営進化に向けた方向性や、
今期から新たに取り組むサステナビリティ推進体制と部門戦略について
共有し、皆さんと共に全員参画で推進していくことを確認しあいました。

これまで以上にグループ経営チームの存在感とチームワークを高めて、
皆さんと一緒に取り組んでいきますのでよろしくお願いします。

メインステージでは「これまでの五十鈴の進化」「私たちが追求する
“シン”とは?」「CEOプレゼン」と続きましたが、約4時間のプロ
グラムでしたが、あっという間に時間は過ぎていきました。

五十鈴の進化では、今後の新化に向けて、これまで五十鈴が自らの意志
でどのように進化してきたのかを振り返り、今後の五十鈴らしい進化の
あり方や考え方を共有しました。

その時代のビジョンやミッションにはその時の意志がしっかりと刻み込
まれていたと思います。その当時、自分自身がどんな意志で働いていて
いたのかも思い出されて懐かしくもありました。

そして、全社員のセッションではシン・ビジョナリーカンパニーに向か
ってどんな「シン」を追求するかを話し合い、いろいろな「シン」が出
てきましたが、信・進・新・深・震・伸・芯・心・森・・・と、言葉に
込めた思いはそれぞれありましたが、どれも思いが伝わる内容で良かっ
たと思います。

今期を通して皆さんの「シン」を追求し続け、実現していけるように取
り組んでいきましょう。

そして、東海から始まり中央までリレーされた勝CEOの変身は、ユニ
ホーム⇒バット⇒兜で完成となり、大谷翔平選手のIt’s‐Sho‐
Timeならぬ、勝Timeで社員総会のフィナーレを迎えました。

五十鈴らしく全員参画で創り上げた拠点社員総会は、新時代のビジョナ
リーカンパニーへの確かな一歩を踏み出せた社員総会になったと思いま
す。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

       ――― みんなの夢をカタチに ―――
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今週の7月1日(土)から7日(金)は第96回目の全国安全週間とな
っています。

6月1日(木)から30日(金)までは準備期間となっていて、各社で
もさまざまな取り組みを実施したことと思いますが、もう一度各職場で
の安全点検を皆で実施していきましょう。

五十鈴では、マンネリ化の防止や安全意識高揚のための施策を常々考え、
いろいろな施策を取り込んで活動してもらっています。ITCで実施し
ている新入社員の安全点検もその一つの施策で、5月、7月、11月の
3回実施しています。

新卒の新入社員ばかりでなく、中途入社で一年未満の社員の方も対象と
して、対象者1名2時間程度の観察ですが、安全に作業ができているか
どうかを確認しています。その際に、周りの先輩社員の行動やその職場
の環境整備(不安全な状態の有無)も確認をしています。

毎回のことなのですが、指摘事項(改善したほうが良いと思われる事項)
が「0」ということがなく、不安全行動や不安全状態が何かしら報告さ
れています。

都度都度改善はしているのでしょうが、良い状態を維持していくという
ことに対しての漏れが出ているようです。

現在、五十鈴グループのスチールサービス(SS)部門では、「G‐k
ss」(現場改善サポートシステム)を活用して、安全性の向上や品質
管理のルール順守、設備不具合の早期改善を推進しています。

ツールとしての活用については定着してきているようなので、さらに効
果的な活用にトライしてもらい、安全で働きやすい職場を作っていきま
しょう。

「G‐kss」も元々は浜松サービスセンター(SC)で開発された安
全性向上の仕組みで、これを拠点に横展開していく上で「G‐kss」
というシステム構成への改善を進めてきました。

他にも輸送会社のワーレックスで活用していた「セーフティマップ」を
デジタル化しながら機能追加をした「ドライブ・リポーター」もワーレ
ックス発の安全管理システムの一つとして開発し、今年の2月から運用
がスタートしています。

現場で実際に効果のあるソリューションアイテムである、というのが五
十鈴グループのソリューションサービスであり、商品として他のお客さ
まに納得していただけるものになっています。ソリューションアイテム
のネタは現場(工場だけではありませんよ)に数多くあります。

こんなことができないか、あんなことができないか、というグループ皆
さんの思いや夢を形に変えていくのがITCの役割だと思っていますの
で、そんなきっかけを是非ITC社員にぶつけてください。何としても
カタチにしていきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1004〕は、2023年7月13日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

7月に入り、九州では今でも線状降水帯が被害を及ぼしています。被害
に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。関東でも6月に線状降
水帯に見舞われており、被害に遭った人の話では大変な困難に直面した
と聞きます。
また、これからの時期、台風も発生しやすく、例年7月には国内のどこ
かで甚大な被害が発生しています。何事もなく、無事に過ごせることを
祈るばかりです。
私たちにできることは、普段からの備えとあとは異常気象に遭遇した際
にどこにどう逃げるかを、あらかじめ確認しておくことが大事だと思う
ところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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