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五十鈴メールマガジン〔No.1004〕勝TIME
配信日時:2023/07/13 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.07.13発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1004≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         連日猛暑が続いている東京ですが、

            この危険な暑さのなか

          不要不急の外出は控えましょう。

          また、適度な休憩、水分補給、

         職場内でのお互いの声がけなどで

            相手の様子を気遣い

       暑さ対策をしっかりと取っていきましょう。

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☆No.1004 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_勝TIME(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_グリーン成長戦略(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴中央の現場から】
┃ ■_災い転じて福となす(諫山社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― 勝TIME ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

約一ヵ月にわたって開催された五十鈴グループの社員総会も、7月2日
の五十鈴中央の社員総会で無事に終了しました。真剣さとユニークさが
入り交じり、拠点それぞれの個性がよく表現されていて、各拠点のこれ
までの進化を振り返りながら楽しむことができました。

昨年の社員総会で、突然新庄BIG BOSS風の大きな襟シャツを渡
され、社員との公開質問コーナーの前に着替えてくださいと、「お色直
し」を頼まれ、それを実行したのがきっかけとなり、今年も大谷翔平風
に着替え、進化していくことになりました。

昨年もそうだったのですが、当日まで何をやらされるのか全く知らされ
ていないので、私にとっては完全にサプライズ演出となります。

プレゼンの入り方とかは特に考えず、その場の空気感やこれまでの発表
を聞きながらどのように話そうか考えるのですが、かなりアドリブとい
うか瞬発力勝負になります。話も真剣に聞かないといけないので結構大
変です。

スチールサービス部門の総会を重ねるごとに、少しずつアイテムが増え
ていき、リレーされていくのですが、大谷翔平選手のSHO-TIME
から勝TIMEとはよく思いついたなと思いました。

また、今年度の基本方針である「進化の新化」、キャッチフレーズ「パ
ラダイム・チェンジ」にも非常にフィットしていると、途中から気づか
されました。

投打の二刀流なんてこれまで誰も思ったこともなかった、言わばプロ野
球界、メジャーでも非常識な「ありえない」ことをそれぞれのレベルで
超一流にやっています。

完全に新常識へブレイクスルーした大谷翔平選手の進化は、まさに狙っ
ていきたい「進化の新化」「パラダイム・チェンジ」だなと思った次第
です。

五十鈴は、これまでもベースとなっている企業理念や創業者精神を大切
にしながら、ビジョナリーカンパニーを目指して進化を続けてきました。

それ自体は「かわらないこと。」ですが、これまでとは違うスケールの
進化を形にしていきます。そのための仕組みや社員のマインド・能力も
拡張し、覚醒してきています。

課題や乗り越えるべきハードルは当然多くあり、実現には紆余曲折ある
でしょう。しかし、全員参画でみんなと夢に向かって実現させていくプ
ロセスは、着実に形になってきています。

今年度、あるいは中期が最終年度である来年度が終わるころには、本当
の意味での五十鈴の「勝TIME」が待っていると確信しています。


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【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

        ――― グリーン成長戦略 ―――
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グリーン成長戦略とは、2050年までに日本でカーボンニュートラル
を達成するために作成された国の政策です。

グリーン成長戦略が電気供給での脱炭素化をはじめとした再生エネルギ
ー促進を最重要課題にしていることは確かですが、14の重要分野には、
農業やIT産業などエネルギー関連以外の産業も含まれています。

また、住宅や食品など、個人の生活に身近な事業も含まれているのも特
徴です。

つまり、ほとんどの企業にとって、グリーン成長戦略は他人事ではない
ということです。まずは自社の業種にどのような目標が掲げられている
のか、税制や規制にどのような変更があるのかなどを、しっかり把握し
ておく必要があります。

五十鈴グループのグリーン成長戦略を推進していく部局はサステナビリ
ティ推進体制の中の「環境委員会」が推進していくことになります。

6月から約一ヵ月かけて開催した拠点社員総会の中でも発信させていた
だきました。目的は、「カーボンニュートラルへの貢献を通し、社会的
信用・信頼、成長領域の拡大を図る。」としています。

まずやらねばならないことは、CO2がどのくらい排出されているかを
把握することです。昨年まで、スチールサービス(SS)部門とロジス
ティクス(LG)部門の一部で把握していましたが、グループ全体での
把握が必要であり、SCOPE1(ガソリン・軽油)、SCOPE2
(消費電力)、廃棄物と区分けして排出量を把握する必要があります。

4月実績は、SCOPE1:610.70t-CO2、SCOPE2:
298.57t-CO2、廃棄物:573.80t-CO2でした。

現在、各社の責任者に排出量の計測をしてもらっていますが、この計測
方法が第三者からみて適正なのか確認する必要があると感じています。
ですから、ISOでお世話になっているパートナー先へ、計測方法の検
証をお願いしようと思っています。

CO2排出の把握と第三者認証の次はどのように削減するかです。現在
検討している削減策は、太陽光パネルの導入、副資材の削減及び循環ス
キームの構築、EVトラックの導入もLG部門では検討中であり、帰り
便も活用したエリア配送も、もっと積極的に考えていかねばなりません。

また、外部パートナーと連携してCO2削減診断も進めており、今月よ
りサービスセンター部門各社で診断がスタートしますので、よろしくお
願いします。

グリーン活動には、補助金等の活用もありますが、やはりコストはかか
ります。小萱副社長から、社内炭素価格を設定して事業リスクを検討す
る会社が増えてきたと情報展開がありました。

例えば、三菱食品は炭素価格を2030年で13,200円/t、20
50年で22,000円/tと仮定しており、五十鈴でこのまま何も手
を打たずにいると、162百万円(2030年)~270百万円(20
50年)となります。金額で可視化するとインパクトがあることがわか
りますね。

五十鈴グループの環境理念は、「元気の良い地球を未来に伝える、との
責務にたち、事業活動のあらゆる分野において、地球環境の保全に努め
環境と共生したサステナブルな事業活動を目指す。」としています。

CO2排出量削減を2030年までに2020年度比▲30%の目標を
設定しました。みなさんそれぞれの立場で、グリーンテクノロジーを駆
使しながらゼロカーボンを目指し、元気の良い地球を未来に伝えていき
ましょう。


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【五十鈴中央の現場から】_諫山社長

       ――― 災い転じて福となす ―――
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今週に入り夏の暑さが本格化してきています。職場におけるこまめな水
分や塩分補給、職場以外での規則正しい食事や十分な睡眠など、各自で
できることを実行し、安全第一、健康第一な環境を維持できるようにし
ましょう。

安全第一といえば、先週の7月6日に東京都の一ツ橋ホールで、「東京
産業安全衛生大会」が4年振りに集合形式で開催され、青梅サービスセ
ンターが東京労働局長表彰の事業所関係の部で、奨励賞という大変栄誉
ある賞をいただきました。

表彰理由は16年以上無災害を継続している職場であること、若手や女
性の意見を職場の環境改善に反映させているということでした。

過去に労働災害で亡くなられた方々への黙とうという厳かな雰囲気の中
で会はスタートし、主催者、来賓挨拶を経て、厚生労働大臣表彰2社、
東京労働局長表彰8社、個人賞13名の表彰式、その後安全事例紹介と
いう流れで進められました。

建築現場での労働災害が非常に多いこともあり、受賞企業10社の大半
は大手ゼネコンでしたが、製造業の我が社は異色だったかもしれません。

あらためて、創業からこれまでに関わっていただいたすべての方々への
感謝の気持ちを忘れずに、終わりなき安全な職場創りに励むことを青梅
の社員と再確認できた点においても、とても有意義な機会となりました。

さて話は変わりますが、7月2日(日)に五十鈴中央の社員総会が開催
され、グループの締めとしての役割も含め、無事に会を終えることがで
きホッとしました。

今回の総会開催に至るまでには二転三転、紆余曲折があったので、総会
の内容もさることながら、例年以上に無事に終えたという安堵感のほう
が大きかった気がします。

というのも、ご存知の方もいると思いますが、本来五十鈴中央の社員総
会は五十鈴グループ各社に先駆けて6月3日(土)に開催されるはずで
した。

コロナ禍に続き今年の総会も、従来のような五十鈴グループ社員が一堂
に会することができなかったので、せめて拠点単位で可能な限り一ヵ所
に集まって開催しようということで、五十鈴中央は数ヵ月前から御殿場
のとある施設の100人が入れるスペースを押さえ、前日夕方の会場リ
ハまでの約1ヵ月半、社員の皆さんは念入りに準備を進めてきました。

ところが、開催当日、前日からの台風による影響で道路や公共交通機関
が朝からストップし、当日に延期という判断を余儀なくされる事態とな
ってしまいました。

役員や社員の皆さまには多大なご心配やご苦労をかけてしまい本当に申
し訳なかったのですが、あらためて現場を預かる立場の者として、危機
管理能力や優先順位のジャッジ、そのタイミングの重要性を痛感しまし
た。これは約1ヶ月前のメルマガに勝CEOも触れていましたね。

そんな経緯で7月2日の日曜日開催となったわけですが、このことがき
っかけで社員の皆さんには例年の2倍の苦労を強いることになりました。

大きな課題は二つあり、一つはグループの先駆けとしてスターターの役
割を担うはずが、最後のトリを務めることになり、まさにリレーの第一
走者が当日急遽アンカーに変更を告げられたこと。

二つ目は、急な日程変更で、社員100人が一堂に会する会場を押さえ
ることが難しくなり、当初の狙いに反してやむを得ず大和と富士2ヵ所
に分かれてのWeb開催となったことです。

6月2日に照準を合わせ、ピークに達していた社員のモチベーションを
さらに1ヵ月間どう維持するか、また1ヵ所に社員が集まることで得ら
れる会場の臨場感やライブ感を2ヵ所でのWeb開催でいかに出すか、
など社員の皆さんは新たな課題を強いられたわけですが、その苦労や葛
藤については、仕切り直しの1ヵ月の準備プロセスの中にたくさん見て
取れました。特に双方のやり取りの仕方、カメラワークや映し出す画面
の切り替えなどはかなりの工夫が必要だったと思います。

しかしながら、そうしたリアルな課題に直面しながらも、Web環境の
2ヵ所開催でそれぞれの会場がどうしたら同じ臨場感を感じられるか、
関係者みんなで悩みながらシミュレーションでの試行錯誤を繰り返し、
当日を迎えたと思います。

当日出番がある人ない人に関わらず、一人ひとりが状況に応じた役割を
果たし、高い参画度で会に臨むことで、見事に難局を乗り切ってくれた
社員の皆さんには、あらためて感謝したいと思います。

今年の総会のテーマである「シン・ビジョナリーカンパニー -進化の
新化-」に基づき、それぞれが思いを込めた「シン」を日常の中で体現
することはすでに始まっていると思います。

来年の社員総会で自らの成長、組織の成長を実感できる振り返りができ
るように、実りある今年度にしていきましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1005〕は、2023年7月20日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

連日、これだけの猛暑が続くとさすがに身体によくないため、どうして
も冷房の効くところに逃げ込みたくなります。
かといって、仕事上なかなかそういうことがしにくい場合は、できるだ
け直射日光は避け、水分補給は随時取れるようにして、適切な休憩を必
ず取るようにしていきましょう。自分では、大丈夫だと思っていても、
じわじわと身体が受けているダメージからいつどうなるかはわかりませ
んから。
とにかく、この異常気象の状況に向き合っていくにはしっかりと暑さ対
策を取ることがベストだと思います。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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