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五十鈴メールマガジン〔No.1005〕スッキリしたお盆
配信日時:2023/07/20 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.07.20発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1005≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           連日猛暑が続いていますが、

          夏バテ予防などの体調管理は、

           しっかりとできていますか。

            今週は雨の日があり、

        ぐっと気温も下がるといわれています。

          気温差で体調を崩さないように

     服装やエアコン温度などには気をつけていきましょう。

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☆No.1005 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_スッキリしたお盆(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_協進の森(岩品執行役員)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_宝の価値とものさし(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

        ――― スッキリしたお盆 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

コロナが5類となって以降、各種イベントが復活傾向にありますが、家
族イベントとしてお坊さんを呼んだ形でのお盆が2019年以来、久し
ぶりに今年は復活し、実家に行きました。

「え?7月にお盆?」と思われる方が多いかもしれません。所謂お盆休
みは8月15日を中心として休暇期間となり、全国的には8月に親戚中
が集まり行われるのが一般的だからです。

みんなは8月で、お盆のために帰省するのに、なんでうちは7月なのか
ずっと気になっていたのですが、そういうものなのだと調べもせずにこ
れまでずっとそのままにしてきました。

今回、お坊さんから教えていただく機会をいただきました。元々、先祖
の霊を祀る儀式で日本古来の行事と仏教とが結びつき、太陰暦、旧暦の
7月15日の中元節に行われていたそうです。

いろいろな行事が15日に行われることが多いのは満月になるからだと
仰っていました。

ところが、明治期に太陽暦が採用され、新暦の7月15日に行うように
布告されたが、農業を行っている多くの人たちが繁忙期と重なるため、
お盆の時期に違いが見られるようになったとのことです。

要するに東京は明治政府のお膝元として新暦ベースで移行しましたが、
地方は忙しかったこともあり風習として浸透しなかったということです。

中国や韓国の旧正月のように旧暦でやる方法もあったのかもしれません
が、そこは新暦ベースで、1ヵ月後であれば旧暦7月15日に近いとい
う理由で8月15日に固定されたということです。

まぁ諸説あると思いますし、これが本当とは限りませんがある程度リー
ズナブルな話として説得力がある話だと思いました。いろいろな昔から
の風習が形を変えていくこともあるでしょう。

また、この4年間で代替わりも多かったようで、家が狭くなってきてい
ることや、他人を家に上げることに対する抵抗感など、これまでとの価
値観の変化や、お坊さんの数も減ってきているようで、これまでの風習
を維持していくことが難しくなってきている、伺う件数が減っていると
いう話もありました。

またしきたりや、なぜそうなっているのか意味がわかっていない人たち
が多くなってきているので、イチから教えなおす活動を増やしてきてい
るとのことです。

この点、日本人と結婚した外国人のほうが、なぜそうなのか、どういう
理由でこうなっているのか等をたくさん聞いてくるそうです。日本人は
知らないのは恥ずかしい、という想いがあるのかなかなか聞けないです
ね。私も聞けなかったです。

知らないのは恥ずかしいことと思わずに、思い切って聞いてしまったほ
うがスッキリすることもあると思います。私は今回7月のお盆を知るこ
とができてモヤモヤがひとつスッキリしました。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩品執行役員

          ――― 協進の森 ―――
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「夏場対策」という言葉が毎日飛び交う季節となっています。ニュース
を見たりネットなどを検索したりしても、新たな対策グッズもたくさん
開発されています。これまでの対策を踏まえて、五十鈴らしい夏場対策
を実施して、みんなの健康を守ってほしいと思います。

さて、昨年度は創立70周年という中で、「協進の森」の取り組みがス
タートしました。ベースは、社訓にある「何でもみんなで話し合おう」
の新たな環境づくりだと思います。

そこに、それぞれの職場が、それぞれのコンセプトをプラスして整備し
てきています。

ここで今一度、その「協進の森」がスタートする前に考えた、コンセプ
トの状態づくりが進んでいるのか振り返って、動きを止めないようにし
てほしいと思います。

また、五十鈴の強みは、どんな取り組みでも自分たちで概念の広がりを
持たせ、取り組みの領域を拡大させることです。例えば「何でもみんな
で話し合おう」の「みんな」では社員間だけでなく、共にビジネスを進
めている人たちや、地域社会の人たち。「話し合おう」では今の困りご
とや問題だけでなく、社会課題に沿った将来の在り方などです。 

その中で特に重要なのは、そこで出てくる事象から、だからどうするの
か、逆にチャンスになるのではと、ポジティブに事を置き換えられるか
だと思います。

ポジティブになって初めて挑戦がはじまり、「協進の森」が単なる職場
環境整備から未来投資に変わるのだと思います。

五十鈴東海でも、「協進の森」の動きは加速しており、環境づくりは、
事務スペースだけでなく食堂にまで広がっています。

安城では、社員のみんなが快適に食事がとれたり、集中業務スペースと
して使用したりするだけでなく、立地的にお客さまが近いこともあって、
各ステークホルダーの皆さんが、お客さまのところに行く前後で、気軽
に立ち寄っていただくスペースとして開放しています。

それにより、より多くの接点が生まれ、互いの持っている情報の共有化
から、新たな協業や協進が生まれることを目指しています。

岐阜では、動線として気軽に立ち寄れる場所でもないので、強みのショ
ールーム機能を活かして、自分たちから外部の方々を呼び込む企画を展
開し、協進の森で進めた働きやすい職場環境とそこで働く姿、これまで
開発してきた機能ラインナップも実際に見ていただき、来社された方々
が抱えている社会課題の解決につながるキッカケの場として使ってもら
いたいと思います。

浜松も、地域性や自分たちの立ち位置を考えたコンセプトを描き、取り
組みがスタートしています。

このように「協進の森」を、自分たちの組織・マーケットにあった新機
能として活かすことで、すべての取り組みの肝となる、情報と展開プロ
セスを進化させ、リアルインパクトにつながるプロデュース力・実現力
に磨きをかけていきます。

そして、グループ各社においても、「協進の森」の取り組みが「何でも
みんなで話し合おう」の新機能となって全員参画の輪が広がり、わくわ
くする毎日が創り出せることを期待しています。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

        ――― 宝の価値とものさし ―――
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暑い日が続く中、自己管理は万全にと行動に気を配っていても、体調不
良を起こす可能性は十分あります。実はこれ、最近起こった私の母の話
です。

急激な天候の変化に体がうまく適合できず、休息や水分補給・食事もし
っかり管理できていたにも関わらず、血液の循環や発汗がうまくできず、
通院・服薬が必要なほど体調を悪化させてしまいました。

お医者様の的確な診断と治療により短期間で回復することができました
が、気を付けていても体内の状態まで判断はできないので、皆さん十分
留意してこの暑さを乗り切っていきましょう。

さて、今回は鈴木代表がさまざまな場所で言っていた「五十鈴の人財は
コストではなく財産である」という言葉です。

人財を材料の「材」ではなく、宝であるとし、財産の「財」という字で
表することを徹底しているのもその表れの一つです。私たちは、それを
当然のこととして受け止め、「人の可能性を信じて、育てていく」とい
う五十鈴の価値観を、好不況に関わらず継承し、実践し続けてきました。

今期も、グループではIHC活動が計画的に実行されていますし、各委
員会や各社といったさまざまな単位で、目標観を持った教育機会が主体
的に立案され展開されています。

言葉で、「企業は人なり」「人間尊重主義」を唄うことは容易いことで
すが、業績責任を遂行するために、目先のコストパフォーマンスで人材
マネジメントを行っているケースが世の中にはたくさんあります。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年の8月末に、内閣官房
より「人的資本の可視化」の指針が発表されました。

まずは、多くの情報開示が求められる上場企業を対象に義務化されてい
きますが、これは世界的にサステナビリティな経営が実践されているの
か、人材育成が経営戦略と同様に、明確な意志を持って行われているの
か、またその効果はどのように顕在化されているのか、こういったこと
を数値でしっかり立証して説明できる状態にしていかねばならなくなり
ます。

近年、グローバルに存在する機関投資家たちの要望としても、財務諸表
には表れている有形資産よりも知的財産や人的資産といった無形資産の
存在が重視され、その情報開示を求める声が大きくなっています。

これも、ESGやサステナブル経営という視点において、短期的業績よ
りも未来志向の成長性を把握したいということの表れです。HP上で納
得性ある開示ができている企業はまだ少ないのが現状で、今後義務化の
要請も受けて各社工夫を凝らして開示する動きが活発化すると思います。

過去の五十鈴では、人財投資は全員参画経営の実践機会を通じて、たく
さんの人々の創意工夫と挑戦により、改善成果やソリューション(SL)
の知財をたくさん生んできました。

そして、それらはSL事業として展開され、一つの収益を生む柱へと進
化しました。

アイコミでは、無形資産の一つでもある「企業風土」についての診断は
すでに開発済みで複数保有していますが、人的資本の効果性を計測する
ツールはまだ持っていません。

昨年度から、新たな経営を支援するツールとして人的資本の可視化と経
営の財務データの関連性を見ることが可能になる仕組みをシステム会社
やすでにグルーバル企業として実践してきた経営幹部の方々といった異
才のメンバーと共にプロジェクト化し推進しています。

現在は自社の経営にもその考え方を導入したいという複数の企業さまの
参画を得ながら、具現化されたツールの有効性を試行している状態です。

これまで五十鈴では、価値創造時間・VC(バリュークリエイト)創出
件数・VC収益といった数値が管理され、その背景にある人的資本につ
いては学ぶ機会の提供と学習時間は把握されてきました。

けれども、その結び付きやプロセスの健全性を測るには至っておらず、
どのような物差しで測ることが相応しいのだろうかと思案しているとこ
ろです。

SL事業は結果としてそうなったということですが、サステナブル経営
を、意図的に、継続性を持って目指していることに対して、今の打ち手
が本当に効果を生んでいるのかを確認できる状態を築き上げたいと考え
ています。

新化の道へ正しく進んでいるのか、各所・各人が適切な判断が可能にな
るようなツールを目指して取り組んでいこうと思います。

みなさん、良い考えやアイデアがありましたら、ぜひアイコミにご一報
ください。よろしくお願いします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1006〕は、2023年7月27日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年の梅雨明けは今週末ごろに九州から関東甲信が見通されていますが、
東北は現状はまだ先の模様です。現在でも秋田では豪雨に見舞われてい
て、異常気象の影響が多くの人々に被害をもたらしています。
梅雨の時期と異常気象による大雨の発生時期が必ずしも一致するわけで
はないと思いますが、まずは梅雨の時期を脱して豪雨という自然災害の
脅威から少しでも免れたいものです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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