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五十鈴メールマガジン〔No.1011〕SHINEプロジェクト
配信日時:2023/09/07 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.09.07発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1011≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          残暑が厳しい9月を迎えました。

       今年は、かつてないほどの暑い夏だったと

           言われる年になるでしょう。

       まだまだ、暑さ対策・熱中症対策は必要です。

         日々の天気予報をチェックしながら

         体調管理に気を配っていきましょう。

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☆No.1011 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_SHINEプロジェクト(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_自分事として(宮川常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_振りかえり&折り返し(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― SHINEプロジェクト ―――
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9月になり、上期折り返しがすぐそこまで近づいてきました。朝晩は少
し暑さが和らいだような気がしますが、相変わらず暑い日が続いていま
す。皆さんの地域はいかがでしょうか。

東京都心では、8月すべての日が真夏日でした。これは1875年の統
計を取り始めてから初めてのことで、猛暑日22回というのも初めてと
のことです。

製造現場や建設現場での職場熱中症が急増しているというニュースを見
ました。五十鈴グループでも、天井ファン・スポットクーラー・クーラ
ーテント導入やファンベスト、夏場手当の設定温度の引き下げや期間拡
充等、現場の暑さ対策に力を入れて取り組んできていますが、まだまだ
十分とは言えない状況です。

グループとして引き続き研究を続けていますので、良いものがあれば積
極的に採用していきたいと思います。アイデア、ご提案をお待ちしてお
りますのでよろしくお願いいたします。

さて、人手不足の問題については、小売・サービス業や、建設業界、物
流業界で特に顕著となってきていますが、製造業も他人事ではまったく
ありません。中小企業だけでなく、大企業でも人が足りないという声が
聞こえてきています。

これについては、新しい資本主義実現会議でグランドデザインが描かれ、
三位一体の労働市場改革指針にしっかりと記載してあります。

企業としてできることは、リスキリングも含めた人への投資を怠らず、
教育にお金をかけていくことや、継続的な賃上げを実現し、企業と従業
員が互いに選び・選ばれる関係を築くことです。

デジタルやグリーンを文脈とした新しいテクノロジーを積極的に取り込
みながら、生産性と効率を高めて、人への投資の原資を確保していかな
ければ、多くの企業が立ち行かなくなります。

企業として退場する会社が出てきても、今の時代労働者が路頭に迷うこ
とはないでしょう。やる気があり、新しいこと、新しい場所に挑戦する
気概さえあれば、働ける先はいくらでも見つかります。この新陳代謝を
恐れずに、仕掛けていくことが大事だと思います。

五十鈴グループでは、新しい人事制度・賃金制度改革に着手しました。
先日ネーミングも決まり、「SHINE」プロジェクトになりました。
グループ経営チームが中心となり、主体的に改革を主導していきます。

これまで聞いてきた社員の声や人財版伊藤レポート等世の中のトレンド
を踏まえて、五十鈴らしい、新しい制度設計を議論しながら進めてまい
ります。

五十鈴はこれまでも人に積極的に投資を長年行ってきており、それはこ
れからも変わりませんが、よりインクルーシブな形でのブラッシュアッ
プとアップデートをしっかりとしていきたいと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_宮川常務

         ――― 自分事として ―――
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明日9月8日は二十四節気でいう「白露」だそうです。夜の気温が下が
り草花に朝露がつく頃とされ、それが光によって白く見えることが名前
の由来のようです。

日中の暑さが和らぎ、秋の気配が深まる頃を表しますが、実際はまだま
だ暑い日が続いています。社員の皆さんも今しばらく暑さ対策を含め、
十分な睡眠をとるなど体調管理をお願いします。

さて、8月は酷暑続きの毎日でしたが、夏季休暇をはさんで8つのサー
ビスセンター(SC)を訪問し、安全第一・コンプラインス遵守、ハラ
スメント撲滅などを会社として取り組む最重要事項として考えているこ
とをチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)として社員の皆さん
の前でお話をさせてもらいました。

4月からCCOとして、CCOメッセージやYammerのつぶやきな
どで発信をしてきましたが、できるだけ多くの方に直接話しかけたいと
思い、皆さんのお時間をいただくこととしました。

ちょうど23年度のコンプライアンスセミナー開催が予定されていたこ
ともあり、今回はIMSの福原部長と訪問させてもらい、一時間ほどの
会となりました。

今回はセミナー受講後に社員の皆さんから感想や意見などをお聞きする
時間を取り、何名かの方に発言もしてもらいました。大勢の前で話すこ
とに少し遠慮もあったことに加え、時間的制約もあり、限られた人数と
なってしまったのが残念でしたが、五十鈴での勤務歴が短い方、管理職
としての役割を担われている方、ビジネスリーダー(BL)やオペレー
ションリーダー(OL)の方、また経営管理チームの方など、男性女性
社員問わず、職場において異なる役割・立場の方の声を聞けたこと、そ
れに対して自分なりの考えをお伝えすることができたことは自分にとっ
ても大変有意義でしたし、CCOとしての考えを少しでも理解していた
だけたのであれば幸いに思います。

安全第一・コンプラインス遵守、ハラスメント撲滅などは、社員の皆さ
んが毎日多くの時間を過ごす職場で取り組む事柄です。自分自身にとっ
ては当たり前ですが、一緒に働く仲間にとっての生きがい、やりがい、
働きがいにつながっていきます。

コンプライアンスやハラスメントについて正しい知識を持ち、適切な行
動をすること。また、社員全員が“自分事”としてとらえることが何よ
りも大切なことだと思っています。

会社としては、今後もコンプライアンス(下請法など)の正しい理解習
得のための関連セミナーを開催したり、社外・内通報制度の周知や適切
な運用を実施したり、また、よろず相談窓口活用による社員の皆さんの
疑問・悩みの解決をしたりと、これまで以上に進めていきます。

風通しがよく、何でもみんなで話し合える、ずっと働きたいと思える職
場づくりをみんなで実践していきましょう。

本原稿は9月5日に書いていますが、6日には五十鈴建設本社、7日に
は五十鈴建設茨木営業所でセミナーを開催します。随時Yammerで
もつぶやきますので、そちらをご覧ください。

また、今回直接お話ができなかった拠点や社員の方々へは動画でのセミ
ナー受講となります。直接CCOと話をしたい、意見交換したいとの声
があれば、そちらに伺いますので、是非声がけをしてください。お待ち
しています。

引き続き、事故ケガがないよう自身の体調管理・安全行動、仲間への声
がけもよろしくお願いします。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

       ――― 振りかえり&折り返し ―――
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夜吹く風がようやく秋の気配をわずかながらに感じられるようになった
ものの、今年の暑さは尋常ではなく、日本の気候はこれからどうなって
しまうのかと懸念されます。

蓄積された夏バテが、思いもよらぬところで病として出てくることもあ
るので、自身の健康状態を過信することなく、日々の管理は徹底してい
きましょう。

さて、上期も残り一ヵ月弱となりました。会社の目標や課題とあわせて
自身のキャリアビジョンの検証機会もあるかと思いますが、意味ある振
りかえりをしてほしいと思います。

昔から「振りかえり」の重要性や価値ということを研修機会でたくさん
の方に話してきました。振りかえりは、多くの気づきから新たな学びを
得ることができるからです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、学びにつながる振りかえりには二
つのアプローチがあります。一つは、シングルループラーニングで、も
う一つはダブルループラーニングと言います。

その違いを簡単に説明すると、シングルループは、結果と原因の関係を
検証して最適な在り方を考えるというものです。ダブルループは、結果
と原因とあわせてそもそも得たい結果を得るための手段を選択した前提
となる考え方に問題はなかったかということも考えるということです。

多様な価値観や行動様式が存在していることは理解できていても、自分
自身の考え方の前提や傾向を疑って検証することは簡単なようでうまく
できていないことが多々あります。

得たい成果を得るために、なりたい自分になるために、この活動をすれ
ばその成果に近づけるだろうと思ってやってみたけれど、まったく結果
がついてこない。このとき、シングルループだと、このやり方がまずい
ところは何だろう、あるいは活動量が不足していたのかという振りかえ
りとなります。

ダブルループは、そもそも計画を立てた段階で読み間違えていたことは
なかっただろうか、自分はなぜこのやり方で成果があがると考えてしま
ったのだろうかという振りかえりをします。

例えば、こうすればお客さまや従業員は満足するだろうという自分の思
い込みはなかったか。最近テレビでお客さまを大盛料理で驚かせ、喜ば
すというものをよく見かけますが、私にはその量を見た瞬間に食べきれ
ない、残すのは申し訳ないという、嬉しさよりも不安のほうが先立ちま
す。

若い頃には目をひいた「食べ放題」の看板にも今はまったく興味がわき
ません。行ってみたいお店でも選択肢がないことで避けてしまうという
結果となります。

先日もある小売りを展開しているお客さまと話をしていて、良い品があ
るからお客さまはウチに来る価値を感じてくれているという話の中で、
最早良い品ぞろえは当たり前のこと。ネットではなくリアルな店舗だか
らこそ得ることができる体験価値を多くのお客さまは求める時代にある
ことを再確認し、ウチならではの体験価値とは何かを考える機会を設け
ました。

また、最近キャリア支援のための面談をしていて、かなり厳しいフィー
ドバックをしましたが、返ってきた言葉は「本当にありがとうございま
す」でした。

厳しい言葉が対人関係をダメにしてしまうという思い込みが自分を躊躇
させてはいないか。お客さまと自社との関係、会社と社員の関係、上司
と部下との関係、親子関係などにおいて、そもそも「優しさ」「誠実さ」
とは自分自身どう理解し、どう発揮しているのか。

自己保身のための優しさと、真剣に相手を思いやる優しさはまったく異
なります。だから、自分の言動の前提=本当に自分が正しいと思ってい
ること、守りたい、大切にしたいと思っていることは何なのかと厳しく
自問自答する意味があるのです。その前提となる信頼関係ということに
ついても再考することが必要かもしれません。

これは、会社の戦略も同じです。今の打ち手が本当に適切なのか、何か
思い込みは存在していないか、その意思決定をした前提をしっかり振り
かえることが重要です。

振りかえりはリアルケーススタディです。意味ある振りかえりをして、
良い折り返しのスタートを切れるようにしましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1012〕は、2023年9月14日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

9月に入り、さまざまなスポーツイベントで盛り上がっています。先日
のバスケットボールのW杯では日本チームは48年ぶりに自力でのオリ
ンピック出場を決め、正直、あまりバスケに興味がなかった自身を反省
しつつ、感動しながらテレビ観賞をしていました。
この9月は、ラグビーW杯やバレーボールW杯などがあり、夢中になり
すぎずに応援していきたいと思っています。
まだまだ続く残暑の日々ですが、強烈な日差しのなかでも秋の虫の音が
聞こえるという、非常に貴重な体験をしている昨今です。長くて暑い夏
にもめげずに対応していくしかありませんね。くれぐれも夏風邪などを
引かないように健康管理に努めていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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