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五十鈴メールマガジン〔No.1019〕飲食店にみるデジタルを活用した省人化
配信日時:2023/11/02 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.11.02発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1019≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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            早くも11月に入り、

       時間が経つのがはやく感じられるところです。

           今年も残り2ヵ月を切り、

       少し早いかもしれませんが年末年始へ向けて

        さまざまな準備を開始する時期ですね。

       先憂後楽で早め早めに進めていきましょう。

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☆No.1019 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_飲食店にみるデジタルを活用した省人化(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_JAPAN MOBILITY SHOW(黒田専務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_自分探し(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

   ――― 飲食店にみるデジタルを活用した省人化 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

家族と一緒に外食したとき、イライラすることがありました。私がイラ
イラするときは、料理のうまいまずいということではなく、中々注文を
取りに来てくれないとか、頼んだものが出てこないとか、こちらの想定
を上回って時間がかかることが多いようです。

最近はQRを読み取って、自分のスマホで注文したり、タブレット端末
が置いてあってそこから注文する仕組みを導入したりする飲食店が増え
ました。ロボットが配膳してくれるのもファミレスや焼肉店で見るよう
になりましたね。

人手不足に対応するさまざまな施策が飲食店で見られるようになり、そ
れが当たり前になりつつあります。今回行ったそのお店は、何回か行っ
ているお店だったのですが、自分のスマホから注文するスタイルが最近
導入されたようで、初めてスマホから注文することになりました。

注文を取る手間がなくなるので、ホールスタッフが他の仕事をすること
ができます。結果少ない人数で対応できる点はよいと感じましたが、高
齢者を中心に、操作がわからないお客さまも少なからずおり、応対に余
計に時間がかかることで、結果的に人手が取られてしまうデメリットも
あるように思いました。

そのお店は、それほど大きな店ではないのですが、ホール担当が1名と、
飲料担当が0.5人分ホールを担当、キッチンから0.2~0.3人分
フォローしているような感じで、実質1.8人で30人以上に対応しな
くてはいけない状況でした。

料理や飲み物を運ぶのに特化できるとはいえ、そこに会計や、持ち帰り
客、電話も入ってくるので、人数不足は否めず、現場がかなり混乱して
いるように見えました。これまでは元気で活気のあるお店だったのに、
元気がないようにも見えました。その日がたまたまスタッフ不足だった
のかはわかりません。

偶数やゾロ目が出るとドリンクが半額や無料になるチンチロや、子ども
客がじゃんけんに勝つとソフトドリンクが無料になるといった客にとっ
て嬉しいサービスは変更なくこれまで通りの対応なので、それをスマホ
から注文すると、結局ホールスタッフがテーブルまで来て応対すること
になります。

中々来てくれないことにイライラし、飲料が届かないことにイライラし
てしまいましたが、状況を考えるとどう考えても無理があるように思え
ました。

店内が狭いため、ロボットを走らせるのは難しそうです。従って、今導
入されている施策ではQRコードから注文してもらうくらいしかないよ
うに思います。しかし、既存のサービスを残した形にしながら、持ち帰
り客対応、会計がこれまでのままだと、省人化は難しいと思いました。

部分的に新しいやり方を導入しただけでは、全体として狙った効果は出
にくいことを学びました。さまざまなところにボトルネックは存在して
おり、全体を考えて、それをすべて解消できるようにさまざまな施策を
一気に打たないといけないですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田専務

   ――― JAPAN MOBILITY SHOW ―――
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早いもので上期が終わり一ヵ月が経ちました。朝晩もだいぶ冷え込んで
きて日中との寒暖差もあり、体調不良なのか周囲には咳き込む人が増え
てきているようにも感じられます。のどや咳の医薬品が不足していると
の情報も聞かれますので、みなさんも体調管理には十分注意してくださ
い。

上期のワーレックスの輸送量は890万トンで、ほぼ期初計画通りの輸
送量ではあったものの、中味は東海地区を中心とした自動車関連の輸送
が大幅に増えた反面、店売や建材関連などが落ち込み、地域や業種によ
る寒暖差(濃淡)が大きく、輸送能力が不足していてギリギリの営業所
があったり、逆に輸送量のほうが足りていない営業所があったりとアン
バランスな状態であり、ワーレックス全体では若干の体調不良ぎみの上
期だったと思います。

この状況は今後もしばらくは続くと思われますので、各営業の輸送能力
の見直しやドライバーの採用、そして労働条件や労働環境の整備など会
社としての体力をしっかりとつけて、健全な会社運営を行っていけるよ
うにしていきたいと考えています。

話は変わりますが、先日トラックメーカーからの招待を受け「JAPA
N MOBILITY SHOW」の見学ツアーに参加してきました。

東京モーターショーから名称を変更して、4年ぶりに東京ビッグサイト
で開催となった「JAPAN MOBILITY SHOW」ですが、
「移動」をキーワードに未来を披露するとあって音や映像を駆使して未
来を見せるブースが数多く、中には「トーキョーフューチャーツアー」
なるエリアもあり「移動」の未来を体感できるようでした。

また4年ぶりの開催ということもあってか、人出も多くてトヨタのブー
スなどでは歩くのも大変なほどで全体的に盛況ぶりが感じられました。

私はトラックメーカーの招待とのこともあってトラックメーカーのブー
スや架装メーカーの展示を時間をかけて見学しました。「加速させよう、
『運ぶ』の未来」など各ブースが未来を感じさせるさまざまなキャッチ
フレーズとなっていましたが、やはり喫緊の課題であるカーボンニュー
トラルやドライバー不足が中心の内容となっていました。

カーボンニュートラル化の促進は電気自動車や水素自動車が、ドライバ
ー不足には神戸製鋼で行っているレベル4の自動運転の実証実験などが
紹介されていましたが、あまり新しいテクノロジーのようなモノは感じ
られず我々の重量物輸送にはまだまだ未来は見えにくいのかとも思いま
した。

とはいえ、今までのように自動車関連企業だけでなく異業種やスタート
アップ企業も参加して見学者も100万人を超えると言われているこの
大規模な「JAPAN MOBILITY SHOW」、未来の「移動」、
未来の「運ぶ」につながっていくと思います。11月5日まで開催され
ているので興味のある方はぜひ見学してみてください。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

          ――― 自分探し ―――
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日本の名目国内総生産(GDP)が2023年にドルベースでドイツを
下回り世界3位から4位に転落する見通しです。

要因として円安によりドル換算の日本のGDPが大きく押し下げられた
ことによるものとのことですが、毎日のドル円相場の動きを見ていると、
他にもさまざまな要因が折り重なっていて、単純なものではないと感じ
ています。

あるエコノミストは人口減少や生産性の伸び悩み等が加わり、経済規模
は縮小、これにより国際的な発言力は低下し、中長期的には存在感のな
い国に落ちていく可能性があると述べています。私見ですが、すでにそ
の兆候が表れているのではないかとも思っています。

なお、IMF(国際通貨基金)の予測では26年にはインドが日本を上
回るということですので気に留めておきたいです。

身近なところでもいろいろと社会の構造変化が顕著です。コンビニエン
スストアの店員は日本人でやり繰りしていたのが、特に大都市では外国
人が多数となり、今ではそこにセルフレジが加わっているところがあり
ます。

私が住んでいる町のコンビニはセルフレジもなく助かりますが、タバコ
ください、と言えば「いつものですね」と言って出されるので少々戸惑
います。

私はセルフとなるとガソリンスタンドかゴルフぐらいしか対応できてい
ないので、正直このままでいいのかなと気になっています。が、あくま
でもスタンスは変えずにこのままでいきたいと思っています。

買った後の「ありがとうございました」のひと声がほしい。操作が苦手
なので間違えて焦るのが嫌で、後ろの方にも迷惑をかけたくない。まぁ、
こんな理由から最後の一人になるまでセルフレジは使わないつもりです。

もうかなり昔の話になりますが、4年連続で昇格試験を受けたことがあ
ります。3回連続で落ちた時に、大先輩の上司だった壁屋さんから「判
治は判治でしかない、誰かにはなれないのだから、もっと自信を持ちな
さい」とか、組織成果が出せなかった時に「世の中に無用なモノは存在
しない。良いところを見たほうが良いよ」とかのアドバイスを受けまし
た。

ずっと心に残っている言葉で、どんな時でも大切にして、ずっと悩みな
がら考働してきました。最近こういう教えを実践できているか考える機
会が多く、これぐらいで良いと思ったらダメだなと感じることが増えま
した。

一緒に仕事をしているメンバーの背中を押してあげて意欲的にチャレン
ジできるようにサポートできたら最高です。会社生活を通した、自分探
しの旅、もっと早く気づいていたら良かったと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1020〕は、2023年11月9日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

11月に入ったばかりなので、年末までまだ2ヵ月ほどありますが、こ
れをまだ2ヵ月もある、と捉えるか、もう2ヵ月しかない、と捉えるか
で、今年の締めと来年の始まりに大きな影響があると思います。
2ヵ月もあるという余裕は持ちたいと思いながらも、余裕のせいで物事
の進捗を遅らせて12月に入ってから追い込まれないようにするには、
2ヵ月しかない、と自分にプレッシャーをかけつつ、何事も早め早めに
済ませるようにしたい、とこの時期には特に思いながら、年末に向けて
スパートをかけるようにしています。その際に大切にしているのが、焦
らず慎重に、という言葉です。せわしなくなる時期を見据え、それでも
やるべきことをしっかりと、効率的にこなせるようにしていこうと思う
ところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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