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五十鈴メールマガジン〔No.1024〕実力を蓄える
配信日時:2023/12/07 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.12.07発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1024≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           12月になり、季節は冬。

          最近は晴れた日の昼間を除き、

            寒い日が続いています。

       対面での機会が多くなってきたこともあり

       インフルやコロナなどへの予防をしながら

       忙しいこの時期を乗り切っていきましょう。

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☆No.1024 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_実力を蓄える(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_共感とイノベーション(小原執行役員)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_来年も夢を描いてがんばる(岩崎社長)
┃
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【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― 実力を蓄える ―――
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スポーツには「流れ」があって、いい流れと悪い流れが交互にやってく
るのはご存じでしょうか?

真剣にスポーツに取り組んでいた方々はわかると思いますし、卓球やバ
レーボールなどは見ていてもゲームの流れがわかりやすいと思います。
そういえば、麻雀にも流れがありますね。

実力差があれば流れに関係なく押し切れるのですが、実力伯仲の場合は
いかにいい流れを早く、長く呼び込めるか、悪い流れをいかに早く断ち
切るかが勝負の分かれ目になります。

潮の満ち引きがあるように、人生にもいい時と悪い時があります。人生
の流れは自分だけでは決められないこともあり、周りに影響されて流れ
が良くなったり、逆に悪くなったりすることもあります。

スポーツは短時間なので流れがわかりやすいですが、人生にも流れが確
実に存在します。転勤や結婚、出産といろいろなライフイベントがどの
流れの時に起こるのかでも人生は大きく左右されます。

私の仕事人生は、振り返ると逆境の連続だったと思います。経営統合や
システムトラブル、リーマン・ショックや海外転勤、慣れない調査の仕
事や営業部への応援から次長への大抜擢、コロナ禍での転職等々、辛か
ったことや苦しかったことがたくさん思い出されます。

その時は、家庭を顧みないで自分の実力を高めることに集中して、どの
ようにすればその苦難を乗り越えられるかを常に考えてきました。結果
として、家族には迷惑をかけ続けて頭が上がらない状態になってしまい
ましたが、すべてを乗り越えることができました。

どのような環境や境遇であっても、その時のベストを尽くし、自分自身
がやり切ったと思えるところまでやり切るかが重要で、結果は後からつ
いてくるということも長い経験の中で学ぶことができたと思います。

また、その時の経験の一つひとつは、つながりもなく、その都度新しい
知識や知見が求められることがほとんどでしたが、確実に自分自身の血
となり肉となって今があり、今となってはその総合力が活かせるような
場所で働くことができています。

多くの出会いや経験機会には感謝しかありません。これからもさまざま
なピンチやチャンスが巡ってくると思いますが、真摯に受け止めて、自
分のできること、できないことも含めて最大限チャレンジしていくこと
で、また新たな道が開けてくるのだと信じています。

人生の流れに抗えないときもありますが、自分の実力を蓄えていくこと
に集中すれば、いい流れが必ずやってくる。その時に大きく羽ばたける
ようにしっかりと準備することが大切なのだと思います。

先行きが見通せない世の中でも、やらなければならないことは変わらな
いのです。常に成長、常に変革、常に進化を求めて今以上の自分になる
ことに集中していけば、必ず今よりもいいことがあると信じて、前を向
いていきたいと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_小原執行役員

        ――― 共感とイノベーション ―――
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朝の寒さが身に応えるようになり、朝のゴルフ場では薄霜がつきはじめ、
夜は、鍋や熱燗で楽しめる季節になりました。

ビジョナリー委員会主催で7月に会社訪問に伺った際に、五十鈴グルー
プの説明をしたところ、五十鈴の経営やサステナブル推進体制に関心を
持ったことから、先週、その会社の役員7名が大和サービスセンターに
いらっしゃいました。

同社は、ロジスティクス事業を中心にグループ展開しており、五十鈴の
LG(ロジスティクス)部門と同業であること。理念や使命が明確で、
それを軸に経営をしており、五十鈴の経営スタイルに近いこと。

社会に100のなくてはならない事業と100人のかっこいい社長を生
み出すビジョンで、五十鈴のSX(ソサエティーX)事業展開に近いこ
とや一人ひとりの自律を求めていることなど、目指す姿や経営観、価値
観が非常に似ていました。

私たちのベンチマーキングという「場」を通じ、対話やしぐさやその様
子、また、それぞれの経験や知識を理解することで小さな「共感」が生
まれたから、この視察が実現したと思います。

2024年問題への対応、システム化や経営体制など、多くの質問や意
見交換が行われ、参加者からのレポートが直ぐに届きました。これは、
経営の質を高めイノベーションしていく宣言だと強く感じました。今後、
五十鈴とどのような関係性が生み出されるのか楽しみです。

組織の限界を克服するために「オープンイノベーション」という考え方
があります。意図的・積極的に内部と外部の技術やアイデアなどのリソ
ースの流出入を活用し、その結果、組織内でのイノベーションを組織外
に展開することです。

NTTドコモは、持続的成長を遂げるために、顧客のビジネスを一緒に
つくるような協働を提案する営業が重要だとし、地域創生、ICT化で
農業分野に目をつけ、女性社員がアグリガールと称して活動し、ベンチ
ャー企業の開発した「モバイル牛温恵」という、繁殖期の母牛を遠隔監
視できるシステムを畜産農家の現場に拡販、リース対応を行うJAとの
協働で、畜産農家の肉体的・精神的な負担を大幅に減らすことに成功し
ました。

アグリガールが何よりも大切にしていたのは、相手の立場に立つことに
より相手に対する「共感」を得ることでした。牛の扱いや、牛舎の入り
方、セリ市の見学など、相手の懐に飛び込む前向きな姿勢と行動力を基
盤とし、現場に出かけて共体験や対話を重ね、言葉だけでなく全身全霊
で相手を理解するアナログ型のプロセスがICT技術と結びついたから
こその結果です。

「共感」で関係を繋ぎとめるには、「ウィン・ウィン」の関係を超えた
「ラブリー」関係づくりだそうです。

起点は、「場」や「出会い」です。自己の損得勘定や自己中心化から解
放し、相手の視点に立ち、自らの意志や動機を基盤にしていかないと
「共感」にまではつながりません。

「共感」を大切にするには、「すごいです」「素敵です」「好きです」
の「す」の3段階活用で、相手を良い気持ちにさせて、相手の内面に入
り込み、心をわしづかみにすることがポイントだそうです。

私自身は、〇〇ボーイや〇〇ガールにはなれませんが、「共感」を通じ
〇〇おじさんを目指し未来づくりに貢献していきます。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

      ――― 来年も夢を描いてがんばる ―――
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今年も残すところあと僅か、師走に入り、慌ただしさが日に日に感じら
れるこの頃です。朝夕めっきり寒くなり、寒暖差も大きいので風邪など
ひかないよう心がけ、事故・怪我・クレームだけは十分に注意していき
ましょう。

弊社の今年を振り返ってみると、幸いにコロナやインフルエンザ感染で
の欠勤者もなく、無災害継続日数も3380日(9年超)を継続中であ
ります。また急なトラブルが起きても支障なく臨機応変にこなせており、
お陰さまで今年も操業が無事に継続できていることに感謝しております。

九州自動車業界の業況は、一年を通して堅調に推移しており、年初の計
画生産台数を上回る見通しでありがたいことです。しかし、寒さを感じ
始めた頃より下振れ感が増し、年明け4/四期は弱含みとのこと。再び
不透明感が出始め、先が見通せない状況となりそうで、稼働が落ちない
かと安心してはいられません。

なお、12月は次年度予算策定時期にもなります。今年以上の予算が組
み上がればよいですが、今の時代は常に変化していますし、特に我々と
関係の深い自動車業界のEV(電気自動車)戦略はこれまでに経験した
ことのない程のスピードと大きさで加速していますので、ある面怖さを
感じているこの頃です。

この変化に適応できることが、将来生き残っていける必要条件であると
思います。自らが適応変化することに努力して、将来に向けた自社成長
のためにも先を見据えたことに手をつけ、新しい価値へつながる考動を
早めに起こしていく必要があります。

そのためにもチャンスを敏感に捉え、今まで気づかなかったような発想
で多面的・多角的に、変革行動へ移していくことが求められます。

私たちは、物の見方、考え方、捉え方、発想の仕方を今とは違う切り口
で変化させ、即断、即決、即実行することが重要視され、スピード感の
ある行動を起こしていかなくてはなりません。

普段足元の忙しさに捉われ過ぎて、目先の課題に重きを置いた活動にな
りがちですが、捉われ過ぎないよう注意を払うことも重要です。変化を
敏感に感じながら、将来に向けての課題をバランスよく手をつけていか
ないと、会社の未来も見えてきませんし、個人・組織も成長できないと
思います。さらに存続させていくことも難しいと考えます。

今まさに、新たなスタートを切らなくてはならない時だと感じています。
将来に向けての姿を試行錯誤しながら、新しい価値づくりへつながる夢
を描いていくことが肝心だと考えます。

健全に発展していくためにも、強みとなる武器を開発しないと生き残っ
てはいけませんし、淘汰されてしまうでしょう。

そのためにも私たちは、夢や目標を持って取り組んでいくうえで、渋沢
栄一氏が残した「夢七訓:夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。
信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。
成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。」
を教訓に、やるべきことをやり、やり抜く信念で、夢や目標を描いて実
践していきたいです。

私どもの会社の規模は小さいですが、小さいながらの活動を推し進め、
九州の地に盤石な存在感を築くためにも、お客さまを深く知り、多くの
困りごとが解決できる頼りがいのある会社を夢見て魅力的なチャレンジ
をしていきたいです。

来年もNS九州スチールサービスをよろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1025〕は、2023年12月14日に配
 信いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年5月に新型コロナが5類に引き下がったため、この3年半続いてき
た新型コロナへの対策が緩くなり、その影響でこの冬はインフルエンザ
にかかる人が増えてきていると聞き、先日、インフルエンザのワクチン
接種をしてきました。
またこの冬は、日本を訪れる外国人も多く、観光地はどこも混雑し、昼
食時には列をつくって順番待ちの状態です。忘年会なども久しぶりに行
うところが多く、アフターコロナを実感する冬にもなりそうです。
仕事面でも、対面での機会が増え、年末という時期も重なり、コロナ以
前の同時期よりも多忙な状況がつづいているのではないでしょうか。
そんな時期だからこそ、体調管理には気をつけて何事にも臨んでいくこ
とが大事だと思うところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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