バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.1025〕政治とカネとデジタル化
配信日時:2023/12/14 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.12.14発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1025≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            この時期、街を歩けば、

        ジングルベルなどのクリスマスソングで

       心地の良い、落ち着いた気持ちになります。

      一方、年末の、多忙で煩わしい時期でもあります。

         何事も一つ一つ、基本に立ち返って

        真摯に取り組んでいくことが大切ですね。

================================

☆No.1025 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_政治とカネとデジタル化(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_健康経営の推進(新川執行役員)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_未来に向けて(判治社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― 政治とカネとデジタル化 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

政治とカネの問題でまたもや国会が揺れています。政治資金規正法違反
の容疑で東京地検特捜部が動き出しました。

政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとみられる問題で、多
額の資金が政治資金収支報告書に記載がなく、裏金化していた疑いがも
たれています。

議員によって金額に差があるようですが、派閥議員の多くの人が受領し
たとみられ、岸田首相は安倍派の一掃による終息を目指していますが、
混迷を極める可能性が高まってきました。ロッキード事件やリクルート
事件以来の大きな問題になる可能性があります。

秘書に任せていた、といつもの回答になると思われますが、収入があっ
たことを知らなかったわけはないわけですから、議員個人の懐に入って
いるのであれば、雑所得を申告して所得税を納めなければいけないのに、
税逃れをしていると言わざるを得ません。

税金の使い道を決める国会議員が納税していないとすれば、許されるこ
とではありません。そのような国会議員が所属する政党が税金を原資と
する政党交付金を受け取るのは倫理的にどうかと思ってしまいます。

平成の政治改革で小選挙区比例代表並立制の導入とともに、政党交付金
が導入されたのは、企業・団体献金廃止を狙ってのモノだったと思いま
すが、結果的に企業・団体献金は残り、交付金も受け取り、裏金づくり
もしているとなると批判されても仕方がないと思います。

現状は、事実関係の確認、慎重に調査をしているという状態が何日も続
いています。それ以上の取材に一切応じずにいることが当たり前のよう
になっています。

領収証や収支報告書が未だにアナログ管理になっていることがわかりま
す。未だに領収証のない、非課税の現金が多くやり取りされていること
が問題だと思います。構造の問題です。

国家単位でデジタル化を推進していくということをやっていくのであれ
ば、政治資金に関してもオープンでクリーンにデジタル化を推進するこ
とで、透明性と即時確認できる状態を作ることがはじめの一歩ではない
でしょうか?

このあたりは諸外国ですでに当たり前のように仕組化、構造化できてい
ますので、新たなアイデアは必要ないです。いつまでも自分は知らなか
った、現在調査中、発言は控えるといったことが許される世の中ではな
くなっていることを認識するべきだと思います。

もちろん、昔に比べれば汚職の次元が違うという見方もあると思います
が、時代が違います。時代に合った形にするべくデジタルを駆使してあ
るべき姿にしていくことが重要だと思います。


□■□■============================

【執行役員が伝えたいこと】_新川執行役員

         ――― 健康経営の推進 ―――
============================□■□■

五十鈴グループのソーシャル委員会では、ステークホルダー(社員・お
客さま・ビジネスパートナー・地域社会等)と共に、さまざまな社会問
題の解決に取り組み、より豊かな社会を実現するということを目的に掲
げています。

その中の一つのテーマとして、誰もが活躍でき、安心して働ける職場を
実現しようと、健康経営の推進・強化を図っています。

「社会や地域における、人々の信頼関係・結びつき」を意味するソーシ
ャルキャピタルの概念を用いて、それが企業・組織の中で強化されれば、
社員同士の関係性が良くなり、円滑なコミュニケーションへと発展する
ことで、業務の効率化・生産性アップにも結びついていきます。

これを活かすことで、意見や情報を積極的に共有して、より良い判断を
下すことができたり、意見交換や情報共有などが容易になったり、創造
性や問題解決能力が高まっていくということです。

近年グループ内で行われた、オフィスレイアウトの変更やメンター制度
導入、部門戦略の推進などのさまざまな施策も、このソーシャルキャピ
タルの考え方がベースにあると思っていますが、社員同士が多様な視点
や知識を持ち寄り、新しいアイデアや解決策を生み出すことが日常にな
ってきていることを感じる機会が増えてきています。

健康経営についても、労働基準法や労働安全衛生法の定めに沿って、社
員が健康を損なわないように「健康管理」に取り組んでいくことは必要
ですが、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する
「ウェルビーイング」を追求していくことが重要であるとあらためて感
じています。

ソーシャルキャピタルが高い職場では、過度の疲労/ストレスの低下と
有意な相関があったり、健康意識が高かったりという調査研究結果もあ
るようで、心身の健康が、集団での関係性に左右されていることを認識
して、全員で取り組んでいくことが大切になってきます。

各拠点で「健康づくり担当者」を選任して取り組みをしていますが、担
当者に任せきりにするのではなく、社員全員が、みんなが元気に働く会
社はどういうものかを考え、それを実現させていきたいという思いを大
切にしていくことが五十鈴の健康経営であると考えています。

健康を押しつけるのではなく、ワイワイと楽しくやることで、健康にな
っていったら良いなと思っています。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

         ――― 未来に向けて ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

米外食大手マクドナルドはIT大手グーグルと提携し、世界中の店舗に
生成AI(人工知能)の導入を進める方針ということです。これにより
店舗運営が効率化され、利用者の待ち時間が短くなるなどの効果がある
としています。

たとえば、AIに作業方法を教わることができるためスタッフ指導の負
担軽減につながるということです。

また、お客さまの店舗内での食事体験が変わることに期待してもらえる
と見込んでいるそうですが、この点についてはピンときません。とは言
え、AIが私たちの生活のさまざまなところで活躍する時代に突入して
います。

先日、堀江貴文(ホリエモン)さんの書籍「2035 10年後のニッ
ポン」を購入しました。

〈未来を知れば、希望が湧く。日本経済、資産形成、社会保障、老後問
題、AI、ビジネス、働き方、犯罪、エネルギー問題、通信技術、メタ
バース。〉

生き残るための全58トピックで、わかりやすく纏められています。

まだ途中までしか読み込めていませんが、話題に事欠かないChatG
PTについてはどのように進化をしていくのか、創造することができて
ためになりました。

何かを知ることはこれからますます時間をかけず簡単になるでしょう。
だからこそ何で知りたいと思うのか、得た知識を何の目的でどのように
活かしていきたいのか、主体的にやり抜く力が重要になってくるのでは
ないかと思います。

IBSの目指す専門性は、いつでもどこでも通用する新しい営業価値の
提供に他ならないと考えています。

簡単なことではありませんが、いろいろなマーケット、業界、対面のお
客さま、株主、グループ会社、社員に至るまで、徹底的に知って、何を
提供すれば喜ばれるか、みんなで考え、実践し得た学びを糧に、成果出
しを図っていきます。その過程の中でAIをパートナーにできたら最高
だと思います。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1026〕は、2023年12月21日に配
 信いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

12月も半ばになり、残すところ今年もあと半月。
江戸時代は12月13日が「すす払い」の日で、正月を迎えるためにこ
の日から大掃除を始めたとのことです。神社仏閣では現代でもそうされ
ているということですが、一般家庭でも行っているところもあるかもし
れません。
私は、単に忙しいというだけで、この時期をなんとか乗り切ろうという
ことにあくせくしていますが、昔の人は忙しいなかでも先を見据えて、
ゆとりある行動をしていたのではないかと思います。
年末に向かい、仕事だけでなく、世の中が慌ただしくなる時期だからこ
そ、少しでもゆとりある行動を心がけていきたいとあらためて思う次第
です。
                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.1025

======================= ISZ Mail Magazine