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五十鈴メールマガジン〔No.1029〕2024年の見通し
配信日時:2024/01/18 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.01.18発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1029≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         このところ急激な寒波が押し寄せ

       外にでれば凍えそうな天候が続いています。

            真冬の気候の中ですが、

         くれぐれも体調を悪くしないよう、

        食事、服装、睡眠時間などに気を遣い

         健康管理を徹底していきましょう。

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☆No.1029 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_2024年の見通し(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_何よりも安全第一を優先し、成果をあげる1年に(宮川常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_協働~協創~協進そして(臼井社長)
┃
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【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

        ――― 2024年の見通し ―――
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今年想定されている変化点として、日銀のマイナス金利解除とイールド
カーブコントロール(YCC)解除があります。

労働組合や企業各社から発表されている報道を見るに、来年度の賃上げ
も確実視されていることから、3月もしくは4月の政策決定会合で解除
されることがほぼ市場のコンセンサスになりつつあります。

日経平均もバブル崩壊後の最高値を絶賛更新中で、3万5000円を突
破し、市場予測では年末には4万円という話も出てきています。新NI
SAもスタートしているので、株式市場界隈は賑わっている感じはしま
すね。

他方、海外に目を向けてみると、米国FRBは利上げ停止となり、年央
には利下げに入るのではないかと予測されています。市場は利下げを折
り込み、債券利回りの低下と株式上昇が進んでいる状況です。

グローバルインフレは足許ピークアウトしており、利下げのタイミング
をうかがっているところですが、日本はマイナス金利解除を視野にいれ
ている構造になっています。インフレ鈍化はしているものの、ペースは
緩やかであり、インフレが再燃する可能性もあります。

それ以外にも、台湾総統選を皮切りに今年は各国で選挙があり、特に秋
の米国大統領選挙が注目されています。台湾総統選挙は民進党が勝ち、
現行路線継続となりましたが、中国との関係がさらに悪化し、不安定に
なることは否めないでしょう。

ロシアや中東情勢、台湾情勢の緊迫など、地政学的リスクが今年も意識
されることになりそうです。また、各国の選挙結果次第で、戦後の国際
秩序崩壊がさらに進み、保護主義やブロック化による自由貿易体制が弱
体化していく可能性があります。米国内も分断が進んでいます。

こうやって世界を俯瞰してみると、想定外の物価のオーバーシュートが
ない限りにおいては、マイナス金利解除になるといっても、利上げを継
続していくモメンタムが日本にはないように感じられます。まだまだ金
利を意識した企業活動や、借入過多・低収益性をきっかけとする業界再
編は先になるかもしれません。

一昨年末あたりから話題となった生成AIは、さまざまなところで実装
されるようになり、消費者の利便性向上や企業の働き方に大きな影響を
与えるスタートの年になると思われます。労働力不足解消や生産性向上
に寄与するサービスやソリューションが出てくることを期待しています。

生成AIが実装されると、人間は作業実行主体から監督者・編集者に変
化していきます。デスクワーク中心の仕事は大きく変わり、行動様式転
換が必要になってくるし、ガバナンスの問題も出てくると思います。

不透明感が増し、国内は元気でない状況が続くでしょうが、個人のやれ
ることややりたいことは大きく解放されることになりそうです。これを
活かして成長につなげるのかが、手腕を問われるのだと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_宮川常務

 ――― 何よりも安全第一を優先し、成果をあげる1年に ―――
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2024年1月も3週目に入りました。新年のスタートにあたって昨年
やり残したこと、これまで始めようと思って始めていなかったこと、続
けられなかったことなど、今年こそはやってやるぞ!と心に誓った方も
多いのではないかと思います。

一方で、最初の意気込みはどこかに飛んでいき、3日坊主状態で目標達
成をあきらめてしまっている方もいるかもしれません。でも、そんな方
がいたら、まだまだあきらめてはいけません。あらためて再スタートを
切りましょう。

3日坊主を続けていけば、目標達成が見えてきますよ。小さいことでも
良いので、これだけはやったぞ、続けたぞということがひとつでも多い
1年にしましょう。

ちなみに、私は昨年から3年ダイアリーに毎日の出来事を書き記してい
ます。日記を書く習慣のある方にとっては簡単なことなのでしょうが、
過去何冊も3年ダイアリーを購入しては、空欄となる日が増えていき、
最後は2年以上も残してダイアリーの役目を終わらせてしまった私にと
ってはなかなか大変なんです。

毎日の出来事を少しでもよいので書き記して、1年前2年前の今日はこ
んなことがあったななどとダイアリーを見返す日を楽しみにしながら、
今日も書き記します。

さて先週火曜日1月9日には本社役員と拠点長と東京赤坂にある日枝神
社には初詣に行ってきました。日枝神社は、古事記に記される大山咋神
(おおやまくいのかみ)を御祭神とし、江戸城の鎮守として徳川家から
も厚く崇敬されてきた神社です。

2024年という年が五十鈴の社員やご家族の方にとって健康で安全に
過ごせる1年でありますように、また五十鈴グループがますます発展す
るようにと願ってきました。

昨年1月にメルマガを投稿した際にも五十鈴グループは社員の皆さんの
安全・安心が何よりも優先し、誰一人事故・ケガをすることのないよう
に努めますと気持ちを綴りました。

残念ながら、事故ケガをゼロにすることはできませんでしたが、今年こ
そはゼロにするように皆さん取り組んでいきましょう。

初詣の参拝も地域によってさまざまのようで、「三社参り」というもの
があるそうです。文字通り、初詣としての三つの神社にお参りするとい
うもので、私も今年は三社参りをしました。

一社目は地元岐阜県多治見市にある「神明神社」、子供のころから家族
で元旦にお参りした神社です。二社目は「日枝神社」。そして三社目は
大阪市北区天神橋にある「大阪天満宮」です。

大阪天満宮は日本三大祭りのひとつである天神祭りで有名ですが、御祭
神はご存じの通り学業の神様とされる菅原道真公です。

受験生らしいお子さん連れのご家族がたくさん参拝していましたが、私
も受験生をお持ちの社員を代表して、志望校合格を祈願してきました。
受験生をお持ちの社員の皆さん、お子さんにエールを送ってあげてくだ
さい。

2024年は五十鈴グループ経営体制が大幅に刷新され「第3の創業」
が始まって3年目の年になります。五十鈴グループ役職員全員参画経営
を実践し、成果を出していく年にしていきましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

      ――― 協働~協創~協進そして ―――
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2024年がスタートしました。

年明け早々の地震には、心を痛めるばかりですが、1日も早い復興を祈
りつつ、無事に日々を過ごせていることに感謝し、私たちが今できるこ
とにしっかり向き合って過ごしていきたいと思います。

さて、今期も残り3ヵ月となりました。すでにおおよその検証を終えて
来期の方向性を検討する時期となりました。

私たちアイコミでは、前中期、そして今中期ととにかく今ある仕事やお
客さまだけでなく、未知なる業界や市場そして新たなお客さまや協働先
を求めて、「やってみなはれ」精神でさまざまな活動に取り組んでいま
す。

ビッグサイトで開催されている展示会への出展、大手広報会社主催の講
座への講師としての招聘、そこでの出会いが新たな仕事の機会や協働プ
ロジェクトを生むといったこれまでとは異なる成果を多数経験すること
ができました。

また、講座が人気となり出版という機会にも恵まれ、全国の大手書店の
一角に平積みされたことも大きな成果でした。そして、そのような活動
が掲載されている自社のHPをご覧になった方からの問い合わせ数が増
大し、これからが楽しみと思えるような状況が継続していました。

この活動に拍車をかけて、自前の広報活動に力を入れていこうと思い社
内で検討している最中にコロナ禍に見舞われたのです。

リアルに対面しながら、いろいろな方々とお会いすることができ、それ
ぞれの悩みや欲求に触れることができる機会は、本当に有益でしたが、
一切の活動が一旦停止となってしまいました。

また、大手旅行代理店さまとの協働企画により、中学生向けに多様な仕
事現場を楽しく体験できる学習プログラムを開発していました。

声優やお笑い芸人、アニメーターやパティシエ、日本ならではの工芸職
人など、その世界で活躍する人々や機関との協力を得て、その職業の現
実を知り体験するといったもので、毎年全国からたくさんの学生を受け
入れてきました。これも、修学旅行が中止となったためすべて中止とな
ってしまいました。

異なる強みリソースの掛け算が新しいマーケットを創造するということ
を実体験として有していたため、これを今後五十鈴グループにも展開し
ていけたらと思い次なる企画をぶつけていましたが、コロナはある意味
たくさんの企業や人の思考も停止させていたように思います。

その後、一気に在宅勤務の環境が整い、どこにいても仕事ができる、学
ぶことができるということが当たり前に行われるようになりました。

体験価値の有益さは理解されていても、それが叶わない世界でどうした
らそれに近づくことができるのか、VR技術も一気に広がりをみせて、
Webの活用領域も大きく広がりをみせました。

セミナーもウェビナーが主流となり、誰もが一堂に会する必要性を再考
するようになりました。リアルな体験、リアルなコミュニケーション、
リアルというものの価値を皆わかっていても、コロナがそれを遮断し、
新たな価値観を形成するようになったのです。

コロナは落ちつきましたが、今の世界は以前の常識や当たり前の行為が
異なる新しい世界です。ですから、同じことを復活させるだけではその
価値を認めてもらえるものにはなりません。

五十鈴グループの社員総会も久しぶりに一堂に会するカタチで開催され
ることが決まっています。

全員が集まるという行為そのものに私たちが価値を見出せるようにこれ
からたくさんの人々の参画を得て臨んでいこうと思います。価値あるも
のにできるかは私たち自身にかかっています。まずは、グループが一体
となった協進の世界で新しい何かを発見できればいいなと願っています。

今年もたくさんの苦難に遭遇するでしょうが、それが私たちを逞しく成
長させてくれると信じて、元気・笑顔・素直を大切にしながら頑張って
いきましょう。

また、1年、よろしくお願いします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1030〕は、2024年1月25日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

例年年明けの1月から3月はあっという間に過ぎていきます。1月は行
く、2月は逃げる、3月は去るとはよくいった言葉です。1月もすでに
半ばを過ぎ、仕事でも生活面でもいろいろといそがしいのではないでし
ょうか。また、ここに来て大寒波が押し寄せ、一歩外にでると凍えそう
な日々が続いています。春まではまだまだ先です。あっという間に過ぎ
去るこの時期の日々をしっかりと自己管理しながら、充実した日々にし
ていきたいと思うところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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