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五十鈴メールマガジン〔No.1031〕カイロプラクティック
配信日時:2024/02/01 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.02.01発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1031≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          今週末の2月4日は立春の日。

          暦上は春の始まりの日ですが、

        最近は寒暖差が激しい季節でもあります。

            天候に体調が合うよう、

         服装などに気を配っていきましょう。

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☆No.1031 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_カイロプラクティック(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_トライアルセンター(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_伸びしろ満載(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― カイロプラクティック ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

先日、カイロプラクティックに行ってきました。以前から家内に「姿勢
が悪い」と言われていることに加えて、椎間板ヘルニアによる腰痛や肩
こりなどもあったこともありますが、息子がバスケットボールで体中を
痛めているので何とかできないかということで、試しに自分がまず行っ
てみることにしたのです。

カイロプラクティックが「ポキポキ」するのはご存じの方も多いと思い
ます。身体の構造と機能に注目した治療法で、痛みの軽減だけでなく、
健康全般の改善効果があるものです。

身体を「あるべき姿」に戻すことで、身体全体のバランスを整え、悪か
った状態をリセットし、いい状態にすることを繰り返すことで「あるべ
き姿」を定着させ、健康を維持・改善させていくという考え方に基づい
て治療が行われます。

この先生のお話がとてもおもしろく、興味深い話をたくさんしてくれる
ので、どんどん引き込まれてしまい、すっかりファンになってしまいま
した。

バランスが悪い状態が長いこと続いていた場合、正しい状態に戻しても、
すぐに悪いほうへ戻ってしまいます。悪い状態のほうが当たり前の状態
になっているからです。しかし、正しい状態を粘り強く繰り返していく
ことで、正しい状態のほうを当たり前だと脳や身体に覚えさせるのだそ
うです。

そうすると、ある時点から正しい状態が当たり前になるので、バランス
が崩れて悪い状態になったとしても、正しい状態のほうへ戻ろうとする
力が働くのだそうです。そういった身体にしていくためのストレッチな
どのやり方を教えてくれます。

先生の話によると、スポーツや勉強をするときには、実現可能な目標を
立てて、地道に努力することは当たり前ですが、健康に関しては最初か
らあるべき姿の最終ゴールを目指したがるので、うまくいかなかったり、
挫折してしまったりする人が多いのだそうです。

健康を取り戻すことに関しても、無理な目標を立てるのではなく、少し
ずつ改善を繰り返すことで最終的に健康的ないい状態を目指していくべ
きであるとのお話でした。

組織づくり、特に企業文化や風土・規範づくりについては、健康づくり
と似ているのではないかと話を聞いていて思いました。

理想的な組織を創り、目標を実現させていくためには、地道な努力の積
み重ねが必要です。一見地味に見えることであっても、価値観や規範を
大切にして、組織全体に浸透させていくには時間と体力がかかります。

日々の努力の積み重ねがあり、何かがあっても組織が簡単に崩れること
なく、自律的にいい方向にまた戻っていくのが本当に強い組織です。組
織も自分の身体もそうありたいと思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

        ――― トライアルセンター ―――
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時間の経過は早いもので、今年も一ヵ月が経過しました。2月4日は立
春です。新たな命が芽吹く準備期間に入ったということです。各部門、
職場においても前年度の振り返りと次年度への準備に入る期間としては
一緒ですね。

毎年同じ春はないのと一緒で、我々を取り巻く環境においても同じ景色
はありません。ですから、どんな景色にしていきたいかのビジョン、方
針、目標の共有・浸透・理解が大切です。

そしてそこに存在する自分を見つめ直し、前に進む準備をしていくとい
うことです。ただし、今年のスタートはいつもと様相が違うスタートに
もなりました。

あらためて我々は生かされていることに感謝し、今、できることを精一
杯行っていきたいと思います。

さて、話は変わりますが、五十鈴関東の取り組みの代表例に「トライア
ルセンター」というものがあります。既存事業におけるトライアルはも
ちろん、脱炭素化に向けた環境(グリーン)をキーワードにした取り組
みを関東全体で行っております。

昨年7月に国連総会での記者会見で、グテレス事務総長が「地球温暖化
の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した。」と警告をしました。
「まだ、最悪の事態は防げる。」とも述べ、各国の指導者に気候変動対
策の強化を求めました。「温暖化」と「沸騰化」ではまったくイメージ
が違いますね。

まだ間に合うとも述べられていることから、他人事と思わず持続可能な
社会創りに向けた脱炭素化を図っていく必要があります。

現在、関東で実証しているトライアルは多数ありますが、その中でも代
表的なものを紹介します。

一つめは電力可視化を狙ったCTセンサーです。各ラインの瞬間瞬間の
電力を計測するだけでなく、安定的なライン操業につなげ省電力操業を
目指すものです。また、計測された数値を受注ごとのCO2排出数値の
可視化につなげることも視野に入れています。

二つめは、実装が終わり商品化されたもので、オフラインオイルクリー
ナーです。これは、専用ろ過装置だけで、油圧タンク内の油をろ過し、
不純物を取り除くものです。動力は交流100Vコンセントの差し込み
のみで、汚れた油でポンプを起動させると5A消費しますが、専用ろ過
装置の消費電力はわずか0.9Aで電力削減にも貢献する装置です。

三つめは、高調波センサーと振動センサーです。これは設備の異常を感
知し予防保全につなげるものですが、最終的には安定操業につながり省
電力操業を目指すものとなります。

四つめは、母材形状アラートシステムです。このシステムは、仮に形状
が悪い母材が発見された場合、形状矯正の数値情報を登録することで不
良検査番号の連番母材が加工前に通知され、加工時の形状矯正を最短で
行い、生産性と歩留り向上に寄与するものです。

環境関連以外にも、働き方改革につながるもの、木材関連や輸送関連も
あり、小さいものから大きいものまで44項目のトライアルを行ってお
ります。来年度はトライフェーズからいよいよお客さまや外部の方が喜
び、お役立ちにつながる価値フェーズに移行していきたいと思います。

今年は多くのお客さまが賀詞交歓会を復活されました。その中でお話し
されていた共通の内容が、人手不足・カーボンニュートラル・DX(デ
ジタルトランスフォーメーション)・物流2024年問題でした。

私がこれ以外に印象深かったキーワードが、「新たな需要の創造」でし
た。その時の社長は、足腰を鍛え幹を太くしながら、新たな需要を創り
出していきたい、新たなトレンドを創っていきたいと言われておりまし
た。

私たちのトライアル活動がお客さまと一緒に新たな需要創造、トレンド
発信につなげられるよう活動のアップデートを進めていきたいと思いま
す。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

         ――― 伸びしろ満載 ―――
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先日、JAXAの探査機SLIMが日本の探査機として初の月面着陸に
成功しました。旧ソ連、アメリカ、中国、インドに続き5ヵ国目となり
ます。

SLIMが着陸した証しを記録するカメラマン役として搭載された、超
小型変形ロボットSORA-Qの研究は2016年に始まりました。他
分野の知見を取り入れようと始めた事業に、タカラトミーが応募。乗り
物から人型ロボットに変形する「トランスフォーマー」の玩具の技術な
どをヒントにしたものです。

民間企業の知恵やアイデア等が活かされ、壮大な宇宙事業に一役担える
可能性を大きく開いたのは確かだといえます。さらなる挑戦につながっ
ていくといいですね。

今年も早一ヵ月が過ぎました。今年は社会人一年目に戻り「真心」「元
気」「笑顔」「素直」「思い立ったら即行動」をいつも大切にして磨き
を掛けていこうと思っています。

いつもブレずに自然体で行動できる人は自分の軸がしっかりされており、
どんな環境にあっても素晴らしい関係を築かれておりますので、再点検
と徹底の一年と決めました。

さて、辰年ということで、易経に書かれている龍の成長の物語について
紹介したいと思います。随分前に教えていただきました。参考となれば
幸いです。

易経はリーダーとはどうあるべきか、いかに時の変化を見極め、正しい
判断をしていくべきか、ということについて書かれた書物です。龍の話
ははじめに出てきます。

地に潜み隠れていた龍が、ある過程を経て、大空を昇って飛龍になり、
やがて衰退していくまでの物語になぞらえた変遷のプロセスが描かれて
います。このプロセスを自身に照らし合わせ実践していくことで成長促
進の一助になればと思っています。

成長の第一段階は「潜龍」です。地中深くの暗い淵に潜み隠れています。
まだ世の中に認められるような力もなく志を培っています。

第二段階は「見龍」です。明るい地上に現れ目がみえるようになります。
師を見習って物事の基本を学びます。

第三段階は「乾てき(※)」です。毎日、同じことを繰り返し修養に励
みます。技と応用を身に付け成長します。

第四段階は「躍龍」です。修養を極め、リーダーになる一歩前の段階で
す。独自性を持って今まさに大空へ昇ります。

第五段階は「飛龍」です。天を翔け、雲を呼び、恵みの雨を降らせ、リ
ーダーとしての能力を発揮して志を達成します。

第六段階は「亢龍」です。高ぶる龍という意味で、高みに昇りすぎた龍
は、やがて力が衰えて降り龍になります。

ざっとこんな感じですが、自分自身が今どの段階にあるのか考えてみる
と自己理解が深まり、より効果的に学び成長を加速させるのではないか
と思います。

近年の五十鈴グループは従来の拠点の枠を超えた部門戦略、部門間連携、
プロジェクト等、年次に関係なく多くの人がリーダーを担っています。
高い志を持ってダイナミックに!伸びしろしかありません。

※乾てき・・・けんてき。てきは、りっしんべんに易という字です。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1032〕は、2024年2月8日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週も寒い日が続いていましたが、今週は暖かな日が続いたと思いきや
2日金曜日には寒くなるということで、この時期特有の寒暖差には、気
を抜いて風邪などを引かないようにしていきたいものです。
先日のJAXAの探査機SLIMが月面に着陸し、日本の打ち上げた探
査機として、世界でも5番目となる快挙ということですが、太陽電池に
光があたらない姿勢で着陸したということで心配しました。その後、太
陽光があたって太陽電池パネルが稼働したことで運用が再開し、またS
ORA-Qなどの民間の知見や技術も一役買っているとのことですが、
こういう日本の底力を伝えてくれる出来事にやる気が湧いてくる今日こ
の頃です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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