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五十鈴メールマガジン〔No.1032〕キャプテン
配信日時:2024/02/08 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.02.08発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1032≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          今週は、関東でも大雪が降り

        降雪地帯のように慣れていないせいか

        電車などの交通機関や高速、一般道等で

         事故やトラブルなどが相次ぎました。

       普段からさまざまな状況を想定した対策を

           とっていきたいものです。

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☆No.1032 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_キャプテン(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_確・連・報(かくれんぼう)(岩品執行役員)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_物売りから事売りへ(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

          ――― キャプテン ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

自分がさまざまな活動を通じて、どのようになりたいのか?ということ
を強く思うこと、また思い続けるということは、とても大切だというこ
とをあらためて学びました。

それから、たとえ思い通りにならなかったとしても、自分の役割と責任
を考えて、組織のために行動を起こすことが大事なことも同時に学びま
した。

私の娘は高校3年生で、今シーズン、バスケットボールチームのキャプ
テンを任されました。私にとっても、本人にとっても「ついに!やっと
回ってきた役割!」でした。

彼女が中学生のときは、リーダーシップを発揮し、周りの仲間からも次
のキャプテンになるだろうと言われていましたが、転校してきたばかり
の別の人が選ばれてしまいました。

彼女はとてもショックを受け落ち込みましたが、気持ちを切り替え、選
手として何をすればよいか、どのようにすればチームに貢献できるかを
考え、行動したことで、キャプテンにはなれませんでしたが、強いキャ
プテンシーを発揮し、仲間から認められる存在であり続けました。

彼女のスタイルは、自分自身がうまいプレーをして、チームをけん引し
よう、ということではなく、周りの人の力をどれだけ引き出せるか、チ
ームとしてのパフォーマンスをどのように高めるのかを考えることにあ
ります。

話を聞いていると、その要求水準が細かくて高すぎるのではないかと親
としては感じることがあるので、みんなに嫌われたりしないか、ハラハ
ラすることもありましたが、いろいろなことを経験する中で、伝え方や
言い回し、言う内容を見直していきながら、自分なりの着地点を見出し
たようです。

今年は、自分よりもはるかに高い身長の後輩が入ってきたこともあって、
プレーする時間は本人が思っていたよりも限定的だったかもしれません。

しかし、最後の試合が終わった後のスピーチや、そのあとの仲間との会
話のやりとりを聞いていると、本人に充実感が溢れているのがわかりま
した。

また、私をさらに感動させてくれたのは後輩たちでした。次から次へと
娘に写真を撮ってほしいと近づいてくる姿は、厳しいことを要求する
「怖いキャプテン」ではなく、チームのために考えて行動し、面倒見が
よく、周りのいいところを伸ばしていく「信頼され、尊敬され、憧れら
れるキャプテン」の姿でした。

そのシーンを見ているだけで、いい仕事をしたのだな、と心から思うと
ともに感動しました。試合で活躍した、点を決めた、ということよりも、
キャプテンとして、チームパフォーマンスや仲間たちの達成感や充実度
をどのように高めるのか、そこが自分自身のモチベーションにつながる
のだそうです。

リーダーとして素晴らしい素質があるな、と笑顔が溢れる瞬間を眺めな
がら親バカぶりを発揮することができました。


□■□■============================

【執行役員が伝えたいこと】_岩品執行役員

      ――― 確・連・報(かくれんぼう) ―――
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年明けから、大きな震災があり、未だ大変な思いで生活をされている方
がたくさんいます。早期に元の生活に戻れるよう願うと同時に、自分た
ちができることを考え、行動に移していきたいと思います。

また、私たちのマーケットにおいても不正問題が多発しており、他人ご
とにせず、自分たちのオペレーションの総点検と、組織全体で気を引き
締め直してください。

さて、2月に入りいよいよIOC(五十鈴組織変革)成果発表会の月と
なっています。

IOC活動は全員参画経営の代表的なイベントで、中期における現在の
立ち位置を確認しながら、ここまで、何をして、どこまで進んでいるの
か、どんな変化が生まれ、その中からどんな成長をしたのか、また、次
の可能性を探りながら今後何をしていくのかを、みんなで共有する、社
員全員の戦略会議の機会だと思います。

みんなで、会社の方向性と自分の活躍領域をよく確認し合って日々の仕
事をしてほしいと思います。

その中で、前回のメルマガに「正しくやる」と「正しいことをやる」の
違いを書かせてもらいました。今後の取り組みでは、その違いをしっか
り認識して、これは「正しくやる」ことなのか「正しいことをやる」な
のかを整理して、行動レベルで間違わないようにしてください。

先日、2024年度の方針を作成する機会がありました。その中で、
「企業文化」という欄があり、その一つに、「確・連・報(かくれんぼ
う)」の文化と定めました。

「確・連・報」とは「報・連・相」の次のレベルにあたる言葉で、「報
・連・相」はご存じの通り、情報共有のための重要な手段で、上司と部
下またはチーム間で行われます。それによって現状把握がスムーズにな
り、業務のミス防止や効率化が図られます。但し、部下は相談するだけ
で答えを考えるのは上司との傾向が強く、自分で考える力が育ちにくい
ことが課題となります。

「確・連・報」では、「相談」が「確認」となっていますが、上司は部
下から提案された内容を「確認」し、問題がなければ承認をします。

また、改善点がある場合はフィードバックを行い、提案内容が良いもの
になるようにアドバイスをするプロセスです。

これによって、自分で考え動ける自立した人財が育つことにつながりま
す。そして、それには環境づくりが必要で、上司が気をつけるポイント
があるようです。

1.部下の話を最後まで徹底して聞く
2.部下より先に結論を言わない

です。自分でも振り返ると、この2つは意外とできていないことだと反
省します。

いま現在も、日々いろいろなことが起きており、毎日が変化の連続です。
今後も、そこがいま以上に加速することが予想されます。なので、みん
ながその変化に対して「正しく」と「正しいこと」を自ら判断して行動
できる文化が必要だと考えています。

2024年度は、五十鈴グループも中期の最終年度となります。会社を
支えるのは我々社員全員です。時代の変化に適応できる全員参画体制に
向けて、自分たちの成長目標をしっかりセットし、一人ひとりが自覚と
自信を持って、来年度の準備を進めていきましょう。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

        ――― 物売りから事売りへ ―――
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建設の神生 幹です。

関東地方は5日の雪のため、多くの地域で交通の乱れが発生しました。
積雪としては東京都心・建設所在地(埼玉県朝霞市)とも6cm程度で
したが、不要不急の外出を控えるように気象庁からの注意喚起がありま
した。近年は雪に対しての対応力が弱くなってきているように感じます。

まだまだ、寒い日が続くと思いますので、皆さん風邪等体調を崩さない
ように気をつけてください。

話は変わりますが、建設朝霞本社と茨城営業所で安全協力会と新年会を
行いました。対面式の会合としては4年ぶりの開催となりましたので、
久しぶりの再会を喜び合いました。

私からは皆さんに「働き方改革に伴う時間外労働規制が、建築業と運送
業にも適用されるので、建物を期間内に完成できるよう、今後さらなる
情報交換を行い、協力体制を強化し、ランクアップした協力関係を創り
上げましょう」とお伝えしました。

個別での会話では、人手不足も加速するとの話もありましたが、特に製
品の納品に対する注意喚起が各社から発信され、今までの製品納期に対
する考え方を大きく変えるように言われました。

例えば、昨年は屋根・外壁材を発注すると納期が3~4ヵ月間で一般材
が納品されましたが、今年はメーカーから「各製品の生産に合わせた納
期と運送業社との協議で納品日が決定するので、早目に発注してくださ
い」とのお知らせがきたそうです。

また、「納品日は決定日なので変更が効きません」ともお知らせがあっ
たそうです。

この「納品日は決定日なので変更が効かない」通達は、建築業では大問
題になります。

屋根・外壁材の場合ですと、鉄骨工事が完了していないと施工できませ
ん。今回、5日に雪が降りましたが、25cmの積雪時作業は安全のため
に中止になります。また、強風(秒速10m以上)、大雨(50mm以
上の降雨)でも作業は中止となりますので、工事はストップします。

実施施工計画工程表を作成時には、天候も考慮しながら作成しますが、
過去データになりますので、実際とは差異がでます。特に、敷地が狭い
ところでは、材料を下す場所もありませんので、製品の仮設置き場が必
要になってしまいます。

仮置き場に製品を仮置きすると再度の運搬手配とその費用が嵩みますの
で、利益が減ってしまいます。

しかしながら必要以上の工期延長をお客さまにお願いするもの間違いだ
と思いますので、「正確な工程表を作成し、工程を順次進めていく」こ
とが求められています。

建物は協力会社と共に造っていきますので、お互いの協力が必要になり
ます。「気分よく働ける現場」を協力会社と共に創るように今まで以上
に努力しています。

五十鈴建設は、建物(製品)を納期内に造っていますが、単に良いもの
を作るだけでなく、何を売るか、どういう製品を作って、どのようなプ
ロセス(協力体制も含め)で造っているかというメッセージを明確にし
て、「物売りから事売り」へ変革していきます。

カーボンニュートラルの社会的推進に向けては、既存の取引先・お客さ
まが行っているサステナブル事業の活用や展開もしていきたいと思いま
す。

勿論、五十鈴グループとの協働・協進も進めていかなければ、建設とし
ての進化が遅れますので、一緒に持続可能なより良い未来社会を築くこ
とを目標にしたいと思いますので、なにとぞよろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1033〕は、2024年2月15日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今週の月曜に降った雪は東京では久々の大雪で、雪国のような銀世界が
みられました。普段から慣れていないせいもあり、雪上を歩くのも滑り
やすいため時間がかかるし、冷たいしと、やはり東京育ちの者は雪には
弱いものだと思ったところです。
2月に入ったところですが、今年度もあと1ヵ月半程で終了します。ま
だまだ寒い日が続きますが、何が起きても状況に柔軟に対応して、来期
に向けてのラストスパートを切っていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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