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五十鈴メールマガジン〔No.441〕みなさんのおかげです<その2>
配信日時:2013/08/30 15:20
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2011.11.17発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.441≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
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        秋も深まり、もうすぐ冬を迎えます。

        今年の冬は消エネを心がけると同時に、

        風邪やインフルエンザ対策も忘れずに。

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☆No.441 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_みなさんのおかげです<その2>
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_グローバル化するサプライチェーン(大黒常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_砂時計(臼井社長)
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【代表メッセージ】

    ――― みなさんのおかげです<その2> ―――
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鈴木貴士です。

今週の15日火曜日、平成23年秋の褒章伝達式及び拝謁が行われ、行
って参りました。

大変貴重な経験をしたので、ここで披露したいと思います。まず、褒章
受章は公式には11月3日の発令で、2日付けに発表になるのですが、
内示のようなものは事前にありますが、会社の人事の発表のように、閣
議決定され案内状が送付されるまでは公表できません。

私のような小心者はそれを頑なに守り誰にも語らなかったのですが、家
の魔女は、当日の着付けなど準備があるので行きつけのホテルに予約し
たところ、「この度はおめでとうございます。」と言われたそうで、危
うく予約が取れないところだったと私をなじりました。私はぎくりとし、
同じホテルの写真館に電話するともはや予約でいっぱいで、いつもとは
異なる写真館なら待ってもらうがナントカなるという答えでした。

その後、発表前に褒章・叙勲ビジネスのカタログやパンフレットが自宅
に何社からも届き、その会社の社長まで訪問してくるということで私は
閉口し、行きつけのホテルとデパートの意見を聞いて、自分の判断で様
々なことをやっていくこととしました。

当日は落ち着かないので、モーニングを着て会社に出勤し、セミナーが
あったのでいつものように時間まで講話しました。その後、着付けが終
わった家内(なんと着付けの最中にハードネゴでいつもの写真館で撮影
となりました)と、伝達式が行われるホテルに行き手続きを済ませまし
たが、受章者は皆緊張の面持ちで入場していました。

伝達式は省庁別に各所で行われ、当ホテルは経済産業省の受章者50名
と配偶者が参列しました。経産省の9つの推薦部局の代表が大臣から褒
章を伝達されましたが、当日は枝野大臣が欠席で松下副大臣が代行しま
した。式は開会の辞から始まり、国歌斉唱、経済産業大臣挨拶、褒章の
伝達、閉式の辞となりましたが、君が代斉唱はやはり日本人ですね。感
無量でした。

伝達は受章者の名前が呼ばれ、各々配偶者と共に起立し黙礼します。そ
の後代表者が壇上に上がり、章記と褒章を受け取ります。代表者以外は
経済産業省の幹部の方から褒章を授かります。塗り箱でいただいたので
すが、その中に褒章と略綬(バッチのようなもの)が入っています。そ
して、その場で褒章を佩用(着用)しなければならないのですが、それ
が結構難しく、経産省の係の方に手伝ってもらいました。

その後、壇上で記念撮影となり、皇居へ行くバス別に撮影するのですが、
私が例のごとくいち早く並ぼうとすると、魔女が「ゆっくり行ったほう
がいいわよ」と言うのでその通りにすると、果たして壇上で真ん中の位
置となり、やっと言った意味が分かりました。

その後昼食となりましたが、和洋折中のお弁当でなかなか美味しかった
です。そして、いよいよバスで皇居に向かったわけですが、そこで各省
庁の受章者と合流して、拝謁することとなりますが(何回かに分かれて
拝謁するので、天皇陛下には相当ご負担がかかると思いました)、受章
者は698人と23団体ですから、数十台のバスが待機して入れ替わる
ので時間がかかります。しかし、見事時間通りに宮殿の「春秋の間」に
通されました。

さすがに全員緊張の面持ちで説明を聞いていると、宮内庁の方が我々を
リラックスさせるように「具合の悪くなりそうな方は、倒れる前に仰っ
てください」などと面白く話してくださったのが印象的でした。ここで
も私は強運で、偶然にお礼を述べる代表者の後ろで第1列目に立つこと
ができました。したがって、天皇陛下の名代の秋篠宮殿下のお姿もお声
もお側で拝謁することができました。周りには、なでしこジャパンでお
馴染み女子サッカー日本代表の佐々木監督や、女優の大竹しのぶさんも
いました。殿下は天皇陛下のお言葉を代読され、すべての人々がお側に
接するようにお歩きになり、御退場されました。

その後宮殿内での写真撮影となりましたが、さすがに私も遠慮気味に真
ん中にならないようにしました。バスに戻ると、もったいなくも天皇陛
下からのお土産が席に届けられておりました。内容は菊のご紋のついた
「皇室」という写真集と「菊焼残月」という、同じく刻印のついたドラ
焼きのような和菓子でした。

夢のような1日でしたが、日の丸、君が代、皇居と殿下という、日本人
の象徴に接し、改めて日本人に生まれて良かったと思うと同時に、今回
1番喜んでくれた父や家内の母に親孝行できたことが1番の喜びです。
これからは全ての方々に対し、分福に沿った生き方をしていこうと思い
ます。これも、みなさんのおかげです。本当に有難うございました。


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【執行役員が伝えたいこと】_大黒常務

    ――― グローバル化するサプライチェーン ―――
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暖かい日が続いていますが、冬の訪れがすぐそばに迫ってきています。
今年の冬の備えはいかがですか? 今年の夏季のように業界を挙げての
電力制限は無さそうですが、少しでも皆の工夫で省電力には努めたいも
のです。でも無理をしすぎて風邪を引いたり、体調を崩すことの無いよ
うに気をつけてください。インフルエンザの予防注射も大切ですよ。

話は変わりますが、東日本大震災で東北の方は依然としてご苦労されて
いますが、国内経済は順調に回復し、トヨタ自動車さまの日当たりの生
産台数も10月には14000台超えの生産計画が出て、東海ブロック
の主要なお客さまも回復の先行きが見え、上期の生産減の挽回を図るべ
く下期に臨んでいました。

ところが今度はタイの大洪水により、現地部品メーカーなどが水没し供
給網が寸断されました。大物部品は分かり易いのですが、小物部品にな
ると車種や地域間でも共通化が進んでいて、実際に生産が止まってみて
初めて分かることが結構あり、安城五十鈴では海外向けのノックダウン
用の部品の受注が正確にはつかめていませんでした。

しかし、今春のトヨタ自動車さまの国内生産は完全停止しているにも関
わらず、海外向けの量だけはカンバンが振り出され、生産されて初めて
分かる始末でした。円高の対策で少しでも輸入を増やしたい目論見もあ
るのでしょうが、同様にタイの部品が不足すると、今度は国内の車の組
み立てができなくなる状況に陥りました。

部品の供給力がハッキリ分かるまでは、トヨタさまはまず生産を止める
なり調整し、計画外のライン停止を未然に防ぎます。そして供給体制・
量が見えてからの生産再開となります。分からなかったらまず止めて、
ムダなことを未然に防ぐことが徹底されています。足元の活動水準はタ
イの洪水前の2~3割減ですが、来週から何とか国内全ライン生産再開
となりそうでほっとしています。

今後も知らないうちに、益々サプライチェーンはグローバル展開されて
いくのだと思います。国内の流通としても国内の狭い範囲での個社の競
争力の強化に傾注することから、グローバルの中での日本の国内流通と
しての価値の拡大や役に立つことを行い、流通全体が協創活動する時代
に入っている国内製造力に貢献しなくてはと強く思います。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

          ――― 砂時計 ―――
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砂時計を最近目にしたことはありますか? 子供の頃、付録でついてい
たのか忘れましたが家にピンクの砂時計があり、お風呂に入る時やドリ
ルを解く時にそばに置いて楽しんでいたことを覚えています。

今思うと、同じ行為でも砂時計があるのとないのとでは集中力や忍耐力
が相当異なっていたと思うし、「時間」という競争相手が存在すること
で自分の状況を幼心でも理解できたような記憶があります。

時間という資源は、万人に平等なものです。それぞれの人生を落ちた砂
の量で換算したら何トンあるのでしょうか? 人によって砂の量は異な
ります。そして、自分の砂の量は誰も知ることができずに今日を生きて
います。砂の重さにかなう人間になれているだろうか、どれだけ砂を大
切に扱ってきただろうかと考えると反省ばかりです。

五十鈴は間もなく、60周年を迎えます。その記念事業の一環でグルー
プの社史が来年皆の手に届きます。50周年の時の社史とはまた異なる
味わい深い社史になるかと思います。今回の社史は、会長も含めて全員
参画で創っていますから、どこかのページに必ず、それぞれの存在が見
えてくるものになるのではないかと思います。完成しないと何とも言え
ませんが、佳境に入りこの仕事に携わっている私たちはわくわくしなが
ら取り組んでいます。

五十鈴の社史は、みんなの心と知恵のある汗が砂となった大きな砂時計
です。創立から60年、そしてこの10年の時間という資源を、私たち
がどのように扱ってきたのかを考える機会になればと思っています。

今私たちの国の砂は湿り気を帯びて、落ちるスピードが遅くなっている
気がします。1分1秒を無駄にしないために、海の向こうの人々は懸命
に追いつけ、追い越せと自らを鼓舞して砂時計と戦っているように思い
ます。この先の10年は、みんなで同じ時計を見ながら世界標準のスピ
ードに遅れをとることなく、時間という資源をもっと活かせるものにな
ればと願っています。

共通の時間軸でチームワークを発揮できる組織は一段と強いものになり
ます。大きな変化は既に起こっています。今という時をしっかり未来に
つなぐ五十鈴時計を皆で動かしましょう。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2011.11.16 五十鈴4拠点でアメリカのお客さまの
      工場視察・来日研修を実施
       →http://www.isz.co.jp/news/2011/1116_000090.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.442〕は、11月24日に配信いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先日東京都が行った防災訓練に参加してきましたが、今年は3月の東日
本大震災があったため、シチュエーションや規模も例年とは大きく変え
て実施していました。訓練に際していつも思うことは、災害などに備え
るためには、普段からどれだけ身の回りを片付け、無駄やムラをなくし
ていくことができるか、ということです。今年の震災の影響が未だ多く
の方々に大変な思いをしいていることを考え、まずは自分の周囲をきち
んとしていかなければと決意した次第です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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