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五十鈴メールマガジン〔No.1036〕電話、使っていますか?
配信日時:2024/03/07 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.03.07発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1036≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         3月のこの時期は花粉症の人には

              最悪の季節。

           薬で対策を打っていても

        それを上回る花粉量が飛散しているため

      屋内にいても、アレルギー症状に悩まされます。

           早く花粉のピークが過ぎて、

         穏やかな日々が来ることを願います。

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☆No.1036 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_電話、使っていますか?(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_CHRO(小萱副社長)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_来期に向け新たな方向性を(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― 電話、使っていますか? ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

コロナをきっかけに社内コミュニケーションをメールからTeamsに
移行してずいぶんと経ちました。ごく一部メールで来ることもあります
が、ほとんどがTeamsとなり、チャットでのコミュニケーションが
定着し、常態化してきました。

社内外とのコミュニケーションの取り方は、リアルから電話、メール、
チャットとさまざまありますが、皆さんはどのようなコミュニケーショ
ンが多いですか?

私は銀行員時代、本店営業部へ異動してしばらくしてから、電話でのコ
ミュニケーションを完全にやめました。少なくともこちらから電話する
ことは完全に辞めましたし、向こうからかかってくる電話も取らずに留
守電に誘導していました。

私だけでなく、各担当者にひっきりなしに電話がかかってくるのです。
また、営業なので当然いない場合もあり、一般職社員が電話を取ること
になり、伝言メモを書き・・・ということを繰り返し、営業担当が戻る
ときには伝言メモの山、ということが日常茶飯事でした。

また、資料作成していたり、メールを打っていたりしてもかかってきて
いるのを出なくてはいけないため、作業効率が悪いと感じていて、「取
って折り返しにして」と頼むのも気が引けてストレスを感じていました。

社給携帯もあるのに固定電話が残っているのもなぜなのかよくわかりま
せんでした。また、「電話が鳴ったら3コール以内に取れ」というビジ
ネスマナーもありました(今もかな?)し、実際取るのが遅いと怒るお
客さまもいらっしゃいました。若手が電話番のようになってしまい仕事
になっていないことも問題でした。

そこで、名刺とメールの署名欄に固定電話の記載をやめ、社給携帯番号
のみにしました。また、お客さまにはケータイに連絡するようにお願い
しました。これを私のチーム全体で取り組むことにさせ、こちらから電
話することを原則禁止にさせました。固定電話に転送できたのですが、
敢えて設定しませんでした。

ケータイだと「取れない」こともあるし代わりに取ってくれる人もいな
いので、電話番的な仕事が徐々に減少しました。怒っていたお客さまも、
ケータイだと仕方がないと思うのです。また、こちらからの用件は基本
的にメールで送るので、メールで返ってくることが圧倒的に多くなりま
した。

電話が大好きなお客さまも、タイムリーに取ってもらえないと気が付く
と、徐々に電話ではなく、メールに移行していきました。社内でしつこ
く電話してくる人がいましたが、電話せずに「さっきは取れなくてすい
ません、用件をメールで入れておいてくれると助かります」とメールし
ました。

これらの実践によって、85%くらいは電話がなくなったと思います。
電話をすると電話がかかってくるという負のスパイラルもあったと思い
ます。電話しまくっている人、いますよね?周りを見回してみてくださ
い。

私は、今も継続しているので、私の電話はほとんど鳴らないし、社内は
今ちょっと話せますか?とテキストが先に来ます。ぜひ試してみること
を強くオススメします。私が電話するときは、緊急ですからね!(笑)


□■□■============================

【執行役員が伝えたいこと】_小萱副社長

          ――― CHRO ―――
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早いもので2023年度も残すところ一ヵ月となりました。

本社でも、期末に向けた今年度の振り返りと、来年度の目標を聞く機会
が多いのですが、24年度は中期経営計画の最終年度として成果を出す
一年にしていきたいと思います。

約1年前の自身のメルマガを読み返しました。防災に関する記載をして
おり、携帯を3日間持たせられるバッテリー、水、カセットボンベなど
の備蓄の勧め、簡易トイレの試用、ハザードマップの確認、アプリ「特
務機関NERV防災」の紹介をしています。首都圏では千葉で群発地震
が続いています、あらためて皆さんは準備できていますか?

1月には能登で大きな地震がありました。2022年に能登半島をゆっ
くり一周して、「宗玄」という酒蔵を珠洲市に見つけ、以来継続して購
入していたのですが、今も水道が不通で販売が再開できていません。

この酒蔵では廃線になったJRのトンネルで寝かせた「隧道蔵」シリー
ズがあるのですが、今回の地震でトンネルが崩落、今後の生産・販売は
難しいようです。地震前に移動させていた最後の「隧道蔵」シリーズが
販売されますので、ご興味のある方はぜひ。

珠洲市には、創業445年の「ランプの宿」に隣接した、日本三大パワ
ースポットの青の洞窟や、海から登る朝日と、海に沈む夕日を同じ場所
から眺められる禄剛埼灯台などもあります。一刻も早い復旧を果たして
もらい、再訪したいと思います。

さて、4月1日から新設されるCHROを拝命することになりました。
CHROとはChief Human Resource Offic
erの略称で、日本語では「最高人事責任者」となります。

と聞くと、本社が人事異動を主導すると思われるかもしれませんが、人
事異動は従来と同じく各拠点が責任を持って行います。

CHROに求められるのは、経営に関与しながら人事業務を統括するこ
とで、経営戦略と人事戦略を結びつける仕事になりますので、経営目線
での人事施策を打ち出していきたいと考えています。

まずは、何度かアナウンスしていますがSS(スチールサービス)・S
L(ソリューション)部門を中心に人事制度の変更を検討しています。

現在の制度から大きく変わる部分もあれば、もともと人財を重視してき
た五十鈴らしい部分はしっかりと残したものに仕上げていきます。

育成面ではグループが求める人物像をあらためて定義。多様なキャリア
を積むための仕組みや、拠点・部門を超えての挑戦を後押しする仕組み
を具備していきたいと思っています。給与面では、評価と給与が明確に
結びつく仕組みや、役割、責任に応じた報酬を明示する準備をしていま
す。

次に、人財確保のための人事施策の実現は、本社も積極的に関与してい
きます。新卒採用は、拠点の皆さんの協力も得ながら、人事チームが新
しいアイデアを実行してくれていますし、拠点でも高校訪問の機会を増
やすなど、取り組みを強化しています。

キャリア採用も新たな仕掛けを準備しており、よりプロフェッショナル
な人材を採用していく予定です。採用後も人事チーム面談などを通して、
一早く戦力になってもらうようにサポートしていきたいと思います。

制度改革は単発で終わるものではありませんし、残業削減(理想はゼロ)、
リモート・時短勤務・週3日勤務などの働き方、女性登用、副業・・・
取り組むべき課題は山積みです。

来年度も人事チームヒアリングを行いますので、皆さんの意見をどんど
ん取り入れて改善していきたいと思っていますので、協力お願いします。

人的資本経営を実現するために、今後、より「個」にフォーカスした人
事施策が必要になってくると思っています。特に皆さんが、どんなキャ
リアを望んでいるかぜひ聞かせてください。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

      ――― 来期に向け新たな方向性を ―――
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あと一ヵ月あまりで新年度がスタートしますが、準備は万端ですか。近
頃気温の寒暖差が激しく体調維持するのが大変ですが、この時期は課題
が数多くありますので、健康管理には細心の注意を払っていきましょう。

弊社の今期業績見通しは何とか予算をクリアできそうですが、経営環境
は前期と変わらずパットしない状況下でこの一年間が無駄ではなかった
か、また新たな危機環境も加わり、達成度が今一だと感じている今日こ
の頃です。さらに来期は今年以上に不透明で厳しい環境となりそうです。

この時期は適正な決算をすることは当然ですが、同時に将来に向けた準
備を推し進めることも重要になってきます。九州地区の来期自動車生産
台数は弱含みで、弊社に関係するほとんどのお客さまは減産計画になっ
ており、今後は新たな収益源を開拓していく必要を強く感じております。

どんな計画を掲げるかで会社の未来も変わります。つねに会社を正常に
経営していくためにも、主体性を持った新しい今までにないものを創造
して、自社価値をモノに換えていけるような収益変革を目指していかな
くてはなりません。

具体的に新最適パフォーマンスを継続追求し、合理化、効率化、精鋭化
をさらに向上させ、リアル重視で新しい価値づくりに挑戦的な目標で挑
んでまいりたいと思っております。これまでに体現してきたことを極め、
これからの将来を拓くためにも、まず過去の数字を検証することから始
め、そこからはさまざまなドラマが見えてきます。

うまくいったこと、失敗してしまったこと、お客さまに認めていただき
感激したことなど感謝と反省の思いがモチベーションとなっており、結
局はまねではなく、苦心した末に自らあみ出すものなのかもしれません。

またニーズの発見で何か新しいことを考え出そうとするときは、現場か
らの発想が重要であり、つねに現場重視で発想していくことを頭の隅に
置いておくことも大切です。

NS九州スチールサービスは、「新最適ビジネスを創造する協創企業」
を目指す企業像に掲げ、新年度の基本方針は「成長戦略基盤の構築」と
して、今後の進むべき将来に向けた活動を進めてまいります。

成長戦略を策定するにあたっては、未来予測を行い、外部環境・競合視
点・CX(顧客視点)・EX(従業員視点)で課題を分析することをフ
ァーストステップと捉え、それらを基に進むべき方向性を打ちだしてい
きます。

さらに既存事業の変革・新規事業ともに今後が読みにくい環境を踏まえ、
絞り込むのではなく、幅広く仕込みをして、布石を打っていくことが成
長戦略の重点ポイントだと考えます。キャッチフレーズは、「スタート
アップ」です。

九州マーケットで日々新しいことを創出していけることを達成感として、
細心さと大胆さをもって慌てることなく、基軸をぶらさない実践行動で、
鋼板流通業としての魅力や価値拡大を実現し、一年後に期待以上の成果
と成長を達成させられるよう、今を頑張ってまいります。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1037〕は、2024年3月14日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

私自身、今年でおよそ30年を迎える花粉症状ですが、今年は例年にな
く、花粉量が多いのではないかと実感しています。
国も対策に力をいれており、杉の伐採とそれに変わる植林をすすめてい
るところですが、この時期のつらい花粉症状が発生しにくくなる環境づ
くりを推し進めてほしいと思うところです。
3月に入り、今年度も残り一ヵ月を切りました。ここは焦らず、この一
年を振り返りながら、来年度に向けての準備期間として、充実した時を
過ごしていきましょう。そのためにも花粉に悩まされないように対策を
打っていかねばなりませんね。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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