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五十鈴メールマガジン〔No.1042〕草津温泉
配信日時:2024/04/18 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.04.18発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1042≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         新緑がまばゆい季節になりました。

           4月末からのGWに向けて

         行楽シーズンに突入していく時期。

        外国からの旅行者も多く、例年よりも

        観光地はどこも混雑すると思われます。

    ゆとりをもってレジャーを楽しんでいきたいものですね。

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☆No.1042 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_草津温泉(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_成長に必要な「指導」について(岩品常務)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_LOGの
┃   ネクストバリューに向けて悔いなき一年に!(松本社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

          ――― 草津温泉 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

先日、草津温泉に家族で行ってきました。子供たちも大きくなり、それ
ぞれ勉強や予定があるので日程調整をするのも難しかったのですが、多
少無理を言って、みんなで予定を合わせて行くことができました。

温泉名所は日本全国に多数ありますが、その中でも草津温泉は東京から
行きやすい場所の中でもレベルが高いと思っており、子供たちにも日本
の温泉の良さを知ってもらいたいとの想いで選びました。

湯畑周辺にある公共の浴場を巡ったり、湯もみショーを見たり、温泉饅
頭や焼き団子を食べ歩き、人気の蕎麦屋にも行き、旅館でもゆっくりと
お風呂に入ってみんなで草津を堪能することができました。

私たちのような観光客も多く、外国人も多数訪れていて、非常に活気が
ありました。また、古い建物ばかりでもなく、新しい建物やお店も多く、
足湯スポットも新たに設置された場所もあり、新しい草津が立ち上がっ
ているように感じました。

湯畑周辺のにぎやかな温泉街である表草津だけでなく、少し喧騒から離
れたところを裏草津と称してブランディングしていたり、湯畑など観光
要所をライトアップしたりして夜の街歩きを楽しめるようにするなど、
古臭い温泉街のイメージではなく、少しおしゃれな感じもあり、若者た
ちにも受け入れられている印象を受けました。

調べてみると、バブル崩壊後の草津は、観光客が激減し、大型ホテルは
次々と廃業、空き地や駐車場が点在するほど危機的な状況だったようで
す。

このような危機を打開すべく、草津の財産である湯畑に集中投資し、老
朽化していた湯桶を新調したり、湯畑の前に日帰り温泉の御座の湯を建
設したりしたほか、ライトアップも湯けむりに光をあて、幻想的な雰囲
気を創り出して再生させたようです。

湯畑周辺に集中投資することについては、駐車場がなくなって不便にな
るとか、湯畑周辺ばかりに投資するのは不公平だといった反対意見や不
満が当初は多かったそうです。

しかし、徐々に観光客が増えてくることでホテルや旅館が潤ってくるよ
うになると、湯畑周辺から草津全体へ賑わいが広がっていき、町全体を
再活性化させることに成功したそうです。

自分たちのいいところや強みが何か、本質を理解して、そこへリソース
を集中投下して復活させた手法は、企業経営でも町おこしでも同じだと
思います。

反対意見があろうとも、正しいと思うことをトップが強い意志と使命感
で信念を貫き通し、一人ひとり着実に仲間を増やしていくことでやり抜
くことができ、成果が出るのだと思いました。

「歩み入る者にやすらぎを、去りゆく人にしあわせを」という町民憲章
も、草津全体を表現している共感できるポイントです。「草津よいとこ、
一度はおいで~」


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【執行役員が伝えたいこと】_岩品常務

     ――― 成長に必要な「指導」について ―――
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2024年度も4月1日の入社式からスタートし、新入社員の皆さんも
やっと職場の仲間の名前を覚えたころかと思います。ここからは、イン
ストラクターに限らず、より多くの先輩たちとコミュニケーションをと
って「五十鈴のなるほど」をたくさん知ってほしいと思います。

また、先輩たちは、作業だけでなく五十鈴が大切にする「ものの考え方」
から丁寧に指導してください。

その中で、本年も今一度、成長に必要な「指導」について書かせていた
だきたいと思います。

まず、新人には「ティーチング」で「不安」をなくす、です。新人に仕
事についてやり方を指導する場合、知識のない新人に対して、いきなり
「あなたはどうしたい?」と聞くのは酷な話で、自主性や意見を引き出
す前に、具体的に仕事そのものを丁寧に教えてあげる必要があります。
それがティーチングです。

その流れは3つで、ステップ1は「5W1H」で、細かく伝える(これ
くらいはわかるだろう、とは思わないこと)。

ステップ2は、そのうえで、不明な点、不安な点がないか確認する(言
いっぱなしにしない)。

ステップ3は、最後に「復唱」してもらう(勘違いがないか確認してお
く)です。

また、注意事項として、「細かく言うのは“いまだけ”」と伝えること
だそうです。これは意外に重要で、この先もずっと細かく指導すると、
考える機会を奪ってしまうそうです。なので、これらステップの指導は
ある程度の期限を決めて行うことが基本のようです。

次に中堅以上には「コーチング」で考える機会を与える、です。これは、
本人が最善の答えを見出せるように、質問によって気づきを促す指導で
す。その指導法の一つに「GROWモデル」といったものがあるそうで
す。

G=Goal(目的を明確にする)

R=Reality(現状を把握する)、Resource(何があれ
  ば、解決するのかを考える)

O=Options(対策の選択肢を出す)

W=Will(本人の意志を尊重する)

です。また、こちらも注意すべきことがあるようです。「例えば・・・」
と誘導すると、部下はそちらに流されてしまい、部下の自己決定感が損
なわれて、本気のWillに導けなくなるそうです。

少し我慢するシーンが多くなりますが、考える機会や時間は「部下への
報酬」との考え方だそうです。

「人は教えることによって、最もよく学ぶ」と、これも何度も教えても
らいました。

人を育てるのは、時間も根気も必要ですが、特にこの新入社員が入社し
たタイミングは、自分たちの関わり次第で新人が育ち、自分自身のモノ
の考え方も整理される大切な機会となっています。

そして、コミュニケーションをとる際は、相手に聞こえる声でお願いし
ます。意外と自分の声が小さく、自分の意思が相手に伝わっていないこ
とに気づいていない人が多いように思います。

入社式の際に勝社長からも話がありましたが、五十鈴は人材ではなく、
「人財」としています。今後もみんなの成長意欲を大切に、多くの「共
育」と「貢献」機会をつくり出しながら、やりがい・働きがいの持てる
「元気な会社」へと成長させていきたいと思います。


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【ワーレックスの現場から】_松本社長

   ――― LOGのネクストバリューに向けて
                 悔いなき一年に! ―――
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今年度よりワーレックスと五十鈴倉庫の社長を務めさせていただきます
松本です。五十鈴メールマガジンをご愛読の皆さま、どうぞよろしくお
願いします。

簡単に自己紹介させていただきますと、平成元年(1989)年入社の
今年58歳です。自分で言うのも変ですが、たいへん遅咲きの人間です
(笑)。

小山五十鈴に入社して以来、大和、岐阜のSC(サービスセンター)営
業を経て、2014年からワーレックスに異動し、10年の経験を積ん
でまいりました。

「物流の2024年問題」がクローズアップされている中での社長交代
ではありますが、これまでの経験値をフル活用し、またLOG(ロジス
ティクス)の仲間と共に、この難局を最大のチャンスと捉えて思い切り
暴れてみたいと思っています。

さて、話は変わりますが、この3月22日付けで令和2年4月に告示さ
れていた「標準的運賃」制度が改正されたことをご存じでしょうか。

見直しのポイントは
1.荷主等への適正な転嫁
2.多重下請構造の是正等
3.多様な運賃・料金設定等、の3点です。

詳しくは国土交通省のホームページに資料が掲載されておりますが、令
和2年バージョンでも高すぎて現実的でないと相手にされなかった標準
運賃の水準を、初年度の賃上げ効果を見込んでさらに8%引き上げるこ
とや、荷役、荷待ちの合計で2時間を超える場合は割増率5割を加算す
るなどのほかに、「下請け手数料(利用運送手数料)」の設定や元請運
送事業者は実運送事業者の商号や名称を荷主に通知しなければならない
など、業界支援だけでなくより厳しい管理が求められるようになります。

労働時間の制限による収入減を苦に転職するドライバーや、その影響で
廃業に追い込まれている事業者も増え、24年問題の影響が出始めてい
る中、株主や荷主の皆さまとよく相談しながら適正な対応をとってまい
りたいと思います。

我々LG(ロジスティクス)部門は、「LG部門の総合力とBP(ビジ
ネスパートナー)との協進化を通してサステナブルに適合したLOGの
ネクストバリューを創造していく」をテーマに中期計画を進めており、
今期はその最終年度となります。

当然のことながら24年問題には早くから取り組み、拘束時間削減にも
昨年7月から新しい基準の中で運行し、備えてまいりましたし、賃金に
関してもグループトップの英断でこの4月から体系を見直し、安心して
働ける体制は整っております。

あとはテーマ通り業界・社会に貢献できる「LOGのネクストバリュー」
を創造していくだけです。

幸いに昨年までの活動で、基幹システム「AIR」を活用した効率配送
で輸送余力を創出したモデルケースの開発や、現場の声を反映した安全
商材(昇降ステップ等)の開発、独自の教育や運行管理のプロセスを活
かした4PL事業の取り組みなど、期待が持てる活動が出てきています。

あとはグループや外部のBPの力も借りながら、しっかり世に出せるも
のへとブラッシュアップしていくだけです。LOGの仲間と共にしっか
りやり切って満足できる一年にしていきたいと思います。ご支援よろし
くお願いします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1043〕は、2024年4月25日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

4月がスタートしたばかりですが、今月末からは早くもGWが始まりま
す。昨年の5月8日にコロナが5類に移行してから初めてのGWとなり、
行楽地などはどこも外国人の旅行者が多くいて、大変な混雑になること
が想定されます。
コロナ自体は、5類になったことであまり報道はされていませんが、そ
れでも昨年末から感染力の高い、新たな変異株JN1があらわれ、コロ
ナ患者の30%を占めていると聞きます。
人混みなどでは、マスク等で対策をとったほうが良いでしょう。くれぐ
れも油断しないようにしていきましょう。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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