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五十鈴メールマガジン〔No.1043〕世界の中のニッポン
配信日時:2024/04/25 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.04.25発行

                 五十鈴メールマガジン≡No.1043≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         今週末からGWに突入する企業も

          あるのではないでしょうか?

          天候が気になるところですが

        どこに行くにも事故やケガには留意して

        有意義な時間を過ごしていきましょう。

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☆No.1043 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_世界の中のニッポン(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ワークライフバランス(新川執行役員)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_新体制スタート(吉尾社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― 世界の中のニッポン ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

中東地域の緊張が高まっています。パレスチナのガザ自治区を実効支配
するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲は、ガザ地区での戦
闘に留まらず、イランへと飛び火し、中東全体が急速に不安定化してき
ています。

イランのイスラエルに対するドローン攻撃は、シリアのイラン大使館が
空爆を受けイランの司令官が死亡したことに対する報復措置として予告
をしたうえで実行されました。メンツを保つ意味でも報復攻撃は避けら
れないが、本格的な軍事衝突を意図するものではなく、予告したうえで
攻撃を実行しました。

イスラエルがさらに攻撃をエスカレートさせるのか、イランが我慢でき
るのか、まったく予断を許さない状況が当面続くことになると思われま
す。エネルギーを中東地域に頼っている日本にとっても、他人事ではな
いのです。

世界はあらゆるところで繋がりが深くなっており、以前とは比べものに
ならないほど、相互依存関係が進んでいます。昨今のブロック経済化や
脱炭素の流れを受けて、グローバリズムの終焉を唱える人もおりますが、
これほどまでに深く結びついた世界を引き離すことなどもはやできない
のです。

資源エネルギーを国外に依存している我が国の立ち位置を踏まえ、どの
ように成長させていくのか、あるいは維持していくのかを考えていく上
では国際情勢の動向を理解していくことは必須であり、知らないでは済
まないのです。

企業活動もまったく同様です。自分の周りのことだけを考えているので
はすべてが後手に回ってしまいます。国際情勢、グローバル企業、国内
の大企業、さまざまな企業活動がさまざまなところでつながっており、
いろいろなところで影響が出てきます。

こういったことを踏まえて、今がどうなっているのか、この先どうなっ
ていくのかをさまざまな観点で俯瞰的に物事を見る習慣をつけて、常に
仮説を立てて活動していくことが求められていると思います。

日本のアニメコンテンツやゲームコンテンツ、あるいは食といったもの
が海外に出ていくようになりました。それ自体は大変すばらしいことだ
と思いますし、もっと増やしていくべきだと思います。

しかし、日本のモノづくり産業が我が国の成長と発展に寄与してきたこ
とと、今もなお大きな部分を占めているということを忘れてはなりませ
ん。そういったモノづくり産業を流通と加工という立場から支えている
プライドと誇りを持って仕事をしてもらいたいと思います。

テレビやPC、スマホといった黒モノと言われるデジタルプロダクツや
半導体、電池などは一時世界を席巻しましたが、その後衰退してしまい
ました。しかし、自動車や半導体製造装置、電装部品、電池素材などの
素材分野では、まだまだ国際競争力の高い分野が多くあります。

これらが競争力を失うことなく、日本産業が成長し続けるために、我々
が貢献できることは何かについても考えていきたいと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_新川執行役員

       ――― ワークライフバランス ―――
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先日、普段と違う別の人生を疑似体験しながら、「心理的安全性」の価
値発見、「アンコンシャスバイアス」への気づき、「ダイバーシティ」
への理解等を楽しみながら学ぶことができるというシミュレーションゲ
ーム型研修に参加してきました。

2019年4月から順次施行された「働き方改革関連法」。法整備など
の施策によって国が推進する働き方改革。それが目指すものは、働く人
々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」でき
るようにするための改革とされていました。

その後、コロナ禍でリモートワークの導入は一気に進み、多様な働き方
が拡がりましたが、コロナ禍が収束に向かう中で、在宅勤務を続けてき
た人たちが徐々にオフィスに戻り始めているというニュースを昨年あた
りは、よく耳にしました。

働き方改革といったときに、こういったリモートワークや職場環境改善
などの物理的な環境・状況のことがある一方で、仕事観やキャリア観も
大きく変わったように感じていますし、そこへの関心や行動が拡がって
いるように思います。

冒頭の研修では、そういうことに興味・関心を持っている異業種・職種、
さまざまな年齢層の方たちが受講されていました。

研修の中身はというと、自分の属する会社、職種、能力、年齢、パート
ナーの有無などがランダムに決められ、限られた時間やそれぞれのキャ
ラクターという制約条件の中で、他の受講生たちとチームになって「会
社で仕事をする時間」と「家庭で生活する時間」をオンライン上で疑似
体験しながら、会社目標と個人目標の達成を目指すというものです。

現実世界同様、会社や家庭の状況変化、さまざまな出来事が発生します
が、ゲーム性の高い内容ですので、受講生たちは、どうしたら効率的に
ゴールにたどり着けるか、攻略法はないかなどを、それぞれが考えなが
ら進んでいきます。

その中で、相互理解や対話力、多様な人財の活躍などについて、それぞ
れが自分なりの気づきを得ていくことができるものだったと思います。

現実的な日常においても、同じようなことがあったり、都度々々感じた
り、気づきを得ていたりするはずなのですが、研修という非日常空間で
あったからこそ、「すべての人に重要なライフがある」という当たり前
のことについて、認識・配慮・共有できていたかを考える機会になりま
した。

グループ全社で健康経営を進めているところですが、満足した生活を送
ることができている状態、幸福な状態、充実した状態を意味するウェル
ビーイングの観点からも大切なことだと感じています。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_吉尾社長

         ――― 新体制スタート ―――
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今年度より、アイ・ティー・シーの社長を務めさせていただきます、吉
尾です。五十鈴メールマガジンをご愛読の皆さま、よろしくお願いいた
します。

簡単に経歴紹介させていただきます。私は静岡県富士市出身の現在42
歳で、2000年に富士五十鈴(現富士サービスセンター)に入社しま
した。

その後は、製造現場のオペレーターや生産管理、工場管理者を経て、昨
年度よりアイ・ティー・シーへ異動(途中2年半ほど在籍していたので
計3年半となります)し、今年度より現職となります。

新年度を迎え、川合前社長からバトンを受けましたが、経営チームメン
バーも大きく変わり、新人も2名仲間に加わりました。また、異動や駐
在場所の変更など社員の大半が大きな変化を迎えてのスタートとなりま
した。ただ、頼もしいメンバーも多く、スタートにあたり特に不安はあ
りません。

これまで発足から28年を迎えようとしており、現場競争力の源泉を創
り出すための伴走者として、お客さまもグローバルへ拡大(本寄稿も太
平洋の空の上で執筆中)し、スマートテクノロジーの提供などサービス
のラインナップも拡充してきております。

併せて、五十鈴グループの安全面や品質面を統括していることから、コ
ンプライアンスやリスクマネジメントの責任を重く受け止めており、
「攻」と「守」を同時に求められています。重責ですが、やりがいも大
きく、両軸で成果を出すために皆と汗をかいていきたいと思います。

私の仕事観のベースにあるのは、「常にアップデートし続ける」ことと
「異新を吸収する」ことです。現場経験も長いため、「継続」と「改善」
の重要性が現場の進化の源泉と理解していますし、シリコンバレーでの
協進現場も体験して、圧倒的なパッションとスピード、テクノロジー一
つでゲームが変わることも理解しています。AIなどはその典型です。

「現場の些細な変化」と「大局的な世界の変化」。ここへのアンテナの
張り方と両方を融合してデザインできる力がネクストステージのカギと
なると思っています。そのような思いから、今年度の基本方針は「グロ
ーバルケイパビリティの創造」としています。

グローバルビジネスを拡大するのはもちろんですが、仕事柄、他国の
多種多様な文化や価値観、ビジネス・ライフスタイルなどに触れること
が多く、異業種のパートナーも増加しています。多くを学び、多くを吸
収し、多くをアップデートする。そのような習慣を通して、「現場の夢
をカタチに!」を皆と楽しく追求していきたいと思っています。

最後に、来週から大型連休に入ります。社員の皆さん、出かけられる方
も多いと思いますが、事故・ケガなく、リフレッシュして中期最終年度
を駆け抜けましょう!


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┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.1044〕は、2024年5月9日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

GWというと天気が気になるのですが、関東の予報では前半は曇り時々
雨の日が続き、後半は晴れ時々曇りということです。
現在の日本は円安が続き、物価高とは言っても欧米など外国に比べると
物の値段は安く、安全で食事がおいしいこともあって、訪日外国人がど
こに行っても多い状態です。
そんななかで、我々日本人もGWという同じ時期に出掛ける人が多いわ
けですから、どこも相当な混雑が予想されます。
日本人としての矜持を保ち、エチケットマナーにも気を配りながら、充
実した休暇を過ごしていきましょう。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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