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世界無形文化遺産の約10%は日本にある。温泉文化は、そのひとつになれるか? ◎アクアエンタープライズNEWS◎
配信日時:2015/06/09 13:00
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 第78号
                アクアエンタープライズ NEWS
           http://www.aquaenterprise.co.jp/
                                                           2015/6/9
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 前号は「和食は、なぜ無形文化遺産になったのか?」という
 テーマでお届けしました。
 ユネスコが評価したのは、懐石料理でもその味でもなく、
「自然尊重という日本人の精神を体現した食に関する社会的慣習」。

 つまり、日本の「伝統的な食文化」全体が登録対象であり、
 お正月の角松、鏡餅、お雑煮が綿々と続いてきたという
「普遍性と持続性」こそが、キーワードだったのです。

 では温泉文化が無形文化遺産として登録される可能性はあるのか。
 和食の無形文化遺産登録にも尽力された、文化庁文化審議委員の
 神崎宣武さんによると、なかなか難しい問題があるようなのです。(重)
 

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 01_重コラム:温泉文化を、ユネスコの世界無形文化遺産に!

 02_アロマ暦(こよみ):今月のアロマ~グレープフルーツと入梅

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 01_重コラム:温泉文化を、ユネスコの世界無形文化遺産に!
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 そもそも世界遺産には「文化遺産」と「自然遺産」があって、
 その両方を兼ね備えたものが「複合遺産」と呼ばれるのだそうです。
 文化遺産はさらに「有形文化遺産」と「無形文化遺産」に分けられます。

 ご存じの方も多いとは思いますが、
 日本の自然遺産といえば、知床や屋久島。
 有形文化遺産といえば、言わずと知れた、富士山ですね。
 富士山が自然遺産ではなく文化遺産になったのは、山そのものではなく、
“富士山信仰”が対象となったからにほかなりません。

    ◇ ◇ ◇

 温泉文化を世界遺産にという場合には、
 和食同様に無形文化遺産での登録を目指すことになるのですが、
 そこにはなかなか大きな壁があるようなのです。

 ひとつは、現在の登録数。
 世界無形文化遺産254件中、23件が日本なのだそう。

 約10%が日本というのはすごいと思いませんか?
 なぜ日本が多いのかといえば、もともとは世界で文化遺産というと
 建築物のような有形のもののみを意味していて、
“無形”文化遺産という概念自体があまりなかったそうなんです。

 一方、日本は独自で重要無形文化財などを指定してきた経緯もあって、
 ユネスコが無形文化遺産の基準を策定する際にも、参考にしたのだとか。
 そんなこともあって、現在の形での無形文化遺産保護条約が
 発効される以前にも、能楽、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎が
 ユネスコにリストアップされていたのだそうです。

    ◇ ◇ ◇

 日本からの登録が多いのも、こうした歴史があったからこそ。
 ところが今は、この状況が私たちには逆風となっているのです。

 というのも、ユネスコには毎年各国から多くのエントリーがあり、
 保留案件が山積みになっているそうなのですが、
 世界各国とのバランスを重視して、
 ほかの地域の審査が優先される傾向にあるらしいのです!

 温泉文化を無形文化遺産にと考える私たちにとっては、ゆゆしき事態。
 そして、さらにもうひとつ、問題となることがあるようなのです。
 それは、また次号で、お話させていただきたいと思います。


 
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 02_アロマ暦(こよみ):今月のアロマ~グレープフルーツと入梅
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  入梅の月、ジメジメとして憂うつな気分になりがちですね。
 さわやかなグレープフルーツの香りで気分をリフレッシュさせてみましょう。

 グレープフルーツの学名は、Citrus paradisi です。
 楽園のような幸福をもたらす香りが由来とされており、
 学名には楽園の意味で「paradisi」パラダイスが付けられました。
 楽園の香りで、雨の日も楽しく過ごしてみましょう。

 6月11日は「入梅」です。
 暦の上では、この日から30日間が梅雨の期間となります。
 雨が似合う紫陽花を愛でることも楽しみたいですね。


  <雨の季節にオススメのドライサウナの香り>
 ・カミーユスパフレグランス (ラベンダー)
 ・カミーユスパフレグランス (ローズマリー)


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