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五十鈴メールマガジン〔No.515〕偉大な組織の要素
配信日時:2013/09/27 15:10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.05.30発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.515≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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        いよいよ拠点社員総会が始まりました。

   すでに開催されたところからは、「いい方向付けができた」

        という声もちらほらと聞こえてきます。

       6月15日のグループ社員総会に向けて

         全社的な勢いが加速しています。

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☆No.515 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_偉大な組織の要素
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_半学半教‐「学ぶことは教えること」
┃           「教えることもまた、学ぶこと」(岩織常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_社員総会への期待(川合社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 偉大な組織の要素 ―――
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鈴木貴士です。

いよいよ、五十鈴グループの拠点社員総会が始まりました。先週の金曜
日から、大和サービスセンター、富士サービスセンター、ロジスティク
ス部門(LG部門)、五十鈴建設と休日も返上で約1時間ずつ講話をし
てきました。

この調子で、スチールサービス部門(SS部門)とソリューション部門
(SL部門)の総会を経て、来月の15日に「五十鈴グループ社員総会」
を迎えます。

今回は特に、ワーレックスが誕生したLG部門、組織再編したSS部門
の各サービスセンター、新体制になった五十鈴建設が楽しみでした。

まず、五十鈴中央の大和、富士のサービスセンターからのスタートでし
たが、社員全員のディスカッションも活発で意見が言えていたので頼も
しく思いました。女性社員からの発言も数多く、女性社員の仕事のやり
がいや、管理職の考え方なども活発に意見が出ていたと思います。なに
より、その進行が管理職よりも若手がリーダーシップを取っていること
が良かったと思います。

圧巻はLG部門で、ワーレックス、五十鈴倉庫、五十鈴オート整備工場
全員が集まると二百数十名にもなり、六郷本社の大会議室も一杯になり
ました。

これだけの人数でどのように運営するのかと思っていたら、こちらはS
S部門から異動した、若手のマネジャーや係長がリーダーシップを取っ
て全員のディスカッションを引っ張り、1年前の社員総会とは見違える
ほどの一体感のある総会で、嬉しく思いました。色々な会社の垣根が取
り払われ、全体的に馴染んできたなという印象でした。

懇親会でもいろいろな人が挨拶に来てくれて、和気藹々の雰囲気で良か
ったと思います。経営サイドもMOSHDのLG部門という意識が強く
出ていて、さらにメタルワンのLG部門としての自覚がもはやできてい
るように感じられました。そのうえグローバルな視点で物を観ていて、
素晴らしいと思いました。

日曜日は新体制になった五十鈴建設に行ったのですが、神生新社長も気
合はもちろん入っていましたが、全体としてはこじんまりとしていたも
のの、若手中心の手作りの社員総会という感じで、今までとは全く違っ
ていました。これからは全員参画で新たなスタートラインに立ち未来に
向けて変革思考で会社を創り変えていってくれるものと確信しました。

まだすべての拠点社員総会を観たわけではありませんが、経営チームが
見守り、若手中心ですべてが行われていることを誇りに思うとともに、
改めて教育の重要さや「後生畏るべし」という言葉が頭を過りました。

残念なことは、もっともっと女性に活躍してもらいたいことと、外国人
の社員が少ないことです。働く構成員がもっと多様化して、それを取り
込み、活用でき、強みにできるようにならないと、「偉大な組織」には
なれないと思いますが、何はともあれ拠点の社員総会を観ていると、こ
れだけの人財という要素があれば実現できるのではないかと心から思い
ました。多くの社員が自分の言葉で自分の意見が堂々と言えるようにな
ってきたのは本当に嬉しいことです。

本番の「五十鈴グループ社員総会」でも全員参画で盛り上げていっても
らいたいと思います。会社のすべてを「知る」「好きになる」「楽しく
なる」「知・好・楽」が徹底すれば、「自分の意志で偉大になる」とい
う「ビジョナリーカンパニー」の姿に近づけると思っています。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

 ――― 半学半教‐「学ぶことは教えること」
             「教えることもまた、学ぶこと」 ―――
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最近、“「半学半教」互いに刺激”という新聞の見出しが目に入り記事
を読んでみると、「私塾の原点に還る」という理念のもと、未来貢献を
志すリーダーの育成を目的に掲げ、慶応義塾大学が2008年に開いた
福澤諭吉記念文明塾の話でした。

この「文明塾」は福澤諭吉の精神に則り、互いに学び教え合うという
「半学半教」の場と位置付けられているそうですが、この「半学半教」
という言葉に大いに興味が湧き調べてみました。(学生時代にあまり認
識していなかったので、ちょっと反省)

この言葉は、江戸時代から明治にかけて、教育担当者がその塾の経営者
ただ一人であるような小規模で経営基盤の弱い民間の私塾で使われてい
たそうですが、先に学びを修めた生徒が先生となって、後から入ってき
た生徒に教えるというもので、当時、私塾としての財政圧迫を救い、塾
生の学費を低く抑える狙いもあったようです。

この「半学半教」という言葉の解釈は、「教える者と学ぶ者の分を定め
ず、相互に教え合い学び合う仕組み」、「学問を先に学んだ者は、後か
ら学ぶ者に教え、自分自身はさらに前を行く者から学ぶという考え方」、
「教えながら学ぶ。学びながら教える」と色々とあるようですが、「一
人ひとりが互いに教え合い、学び合えば、お互いが高められる」「学ぶ
者と指導する者とがお互いに学びを享受できる」ということも言えると
思います。
 
話変わって、昨年のグループ社員総会の頃に、五十鈴グループの経営理
念の一つである「歴史を資産とせよ」という言葉に触れたことがありま
す。 

「歴史から学べ。上司から、先輩から学べ。成功体験、失敗体験の両面
から学べ。数々のわが社の足跡は貴重な教科書だ」ということを謳って
いますが、上司と先輩という関係だけではなく、同僚との間でも同じよ
うに「互いに学び教え合う」ということは大いにあることで、五十鈴グ
ループの皆さんは常にこれを実践していると思いますが、「半学半教」
と通ずるところがありますね。

また、私たちの周りには学びのテーマは様々あり、五十鈴グループにと
どまらずMOSHDグループ、さらにはメタルワングループの中でも、
学習の成果をお互いに公開・還元、教え合い学び合うことによって、再
生可能エネルギーのごとく「知の循環」が起き、より大きなグループで
の、より大きな成果に繋がっていくはずです。

さて、昨年のグループ社員総会のテーマは「温故知新」でしたが、これ
は一年で終わりというものではありません。「温故」があって「知新」
となるわけですが、未来(Will)を見据えて、「半学半教」の精神
で、皆が「一人ひとりが互いに教え合い、学び合えば、お互いが高めら
れる」という意識を持って日々取り組むことが、即ち「知新」に至ると
いうことだと思います。「半信半疑」じゃ駄目ですよ。皆で一緒にWi
ll‐Challenge!


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

        ――― 社員総会への期待 ―――
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先週より拠点社員総会がスタートしました。ITCでも6月2日(日)
がSL部門全体の社員総会となり、後半はITC単独での総会を予定し
ていますが、残念なことに国内勤務者16名のうち、3名が海外出張中
のために欠席となってしまいます。

本来は社員全員が集まって行うのが主旨なので、スカイプ等での参画も
検討したのですが、時差の関係もあり断念しました。“お得意さんに誠
意をつくそう”というグループの社訓を実践している現状なので、グル
ープ社員総会後の社内全体会議を利用した社員総会フォローをして方向
性の共有化をしていこうと思っています。

拠点での社員総会はグループ社員総会の序章のような位置づけもあるの
ですが、特に今年はITC全社員でのディスカッションがあり、非常に
楽しみにしています。グローバル・バリューセンターに向かっている五
十鈴グループとして、また、当日も3名の海外出張者がいるITCとし
て、これからどんなGVCのフィールドを構築していくのかという皆の
考えや想いを聞けると思うとワクワクしてきます。

ベースとなるテーマは4つありますが、1時間という短い時間枠の中で
どれだけ世界観を拡げていけるかがキーになると思います。いつもは目
の前の仕事・業務に流されてしまいがちで、目線を上げて将来のことを
考えるのはなかなか出来ないものです。

しかし、五十鈴にはIOC活動、IVC活動という両輪の中で、目線を
上げて考えられる時間があります。今回のテーマは4つですが、Wil
l-Naviの目標観に沿って考えれば色々な観点が考えられます。

今回のディスカッションをきっかけに「いつでも、どこでも、あたらし
い」という五十鈴ブランドの実践・体現をしている会社として、いつも
活性化しているようにしていきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.516〕は、2013年6月6日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆
各拠点社員総会が充実したものであったという報告が次々と聞かれます。
特に若手メンバーの活躍が印象的で、同じ若手として刺激を受けていま
す。多様性と聞いて思い起こされるのは、私の場合身を置いたことのあ
るアメリカです。それを育むまでに様々な背景があったと思いますが、
私が思う重要な要素の1つとして、矜持と意志ある国民一人ひとりの力
があると思います。もともと社会に懐の深さがあったと同時にただそれ
だけでなく、それぞれの強い意志が結果として多様性を認める文化・規
範をより顕在化させ強固にしていったのだと思います。一人ひとりの活
躍がまさに偉大な組織に通じていくと信じ、自己成長していきます。
                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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