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五十鈴メールマガジン〔No.517〕拠点社員総会を終えて
配信日時:2013/09/27 15:10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.06.13発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.517≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
     今週末は五十鈴グループ社員総会が開催されます。

           今年もテーマに合わせて

        事前にさまざまな準備がありました。

       その成果を皆で大いに共有し合いましょう。

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☆No.517 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_拠点社員総会を終えて
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_未来は「目標×実力×努力~そして不可能を可能に」
┃                         (山田常務)
┃
┃【五十鈴オートの現場から】
┃ ■_名言(深井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 拠点社員総会を終えて ―――
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鈴木貴士です。

3週間に亘った、五十鈴グループの拠点社員総会も無事終了しました。
ロジスティクス部門とソリューション部門、太田・高崎サービスセンタ
ーは合同開催になったので、全部で11ヵ所で講話をさせてもらいまし
た。社歌も社訓も11回ずつ斉唱・唱和しましたが、飽きることなく、
かえってさらに親しみがもてました。

3週間土日も含め、ほとんど休みがない感じでしたが、拠点開発を自ら
陣頭指揮してやった時を思い出し楽しく過ごせました。忙しく動き回る
方が私は活性化する体質のようです。あれから30年、見事に成長した
社員や組織を観ているだけで感無量です。

そして、いよいよ今週の土曜日に本番の「五十鈴グループ社員総会」が
開催されます。昨年は創立60周年で盛り上がりましたが、今年も非常
に楽しみです。それは、拠点社員総会を通してさらなる期待を感じたか
らです。同じプログラムなのに各拠点で個性があり、スチールサービス
部門を再編成したことでさらに味が出ました。

8つのサービスセンターを五十鈴関東・中央・東海という3拠点に括り
直したことで、その拠点長の味付けがサービスセンターによって微妙に
異なり、拠点長自身もそれを観たり、感じ取ることができて良かったと
思います。

今までは、私しか各拠点・サービスセンターの重なりとズレが分からな
かったものが、SS部門の3人の拠点長が体験できたことは、本人とそ
の組織にとって、これからの経営の参考になったと思います。

それにしても、どこのサービスセンターでも、全員ディスカッションが
できるということは本当に素晴らしいと思います。人数の関係もあるで
しょうが、その壁を越えて各サービスセンターが工夫をして、共通のテ
ーマを議論する場面は進行の上手下手はあったものの、発言がなく黙っ
てしまうということが何処でもありませんでした。

昔の言葉で言うと、皆物怖じしなくなりましたね。そして、その仕切り
を若い者でやれるというのが素晴らしい。出来不出来の問題ではなく、
チャレンジできるということが成長を感じさせます。自分の意志で、自
分の思っていることを自分の言葉で話せるということは、簡単そうで訓
練しなければなかなか出来るものではありません。

適度な緊張の中で、あるがままに発言・行動できるということが、「自
分の意志で偉大になる」第一歩だと思います。議論のテーマにもありま
したが、「女性がいきいきと働ける職場」になっているという自覚のあ
る拠点と、なっていないという拠点がありましたが、女性の発言が物凄
く多い拠点と、ほとんどない拠点があったのが気になりました。

その差は何なのか、当該拠点の社長や経営チームには考えてもらいたい
と思います。五十鈴の女性社員は優秀で能力的な差はないと思いますし、
そういう研修もやっています。しかし、いざというときの出方にばらつ
きがあるのは本人たちだけのことでしょうか。

集団の社会的圧力というものもよく考えながら、エンパワーできる組織
風土を創ってもらいたいと思いました。「外国人が多い職場」というテ
ーマも海外プロジェクトに参加した人の体験談が多く、そんな中で「派
遣の外国人と言葉の壁を乗り越えて仲良くなった」小山の栗原君の体験
談は面白かったです。

すべて心と気持ちの問題。心ひとつにして、社員総会を迎えましょう!


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

――― 未来は「目標×実力×努力~そして不可能を可能に」 ―――
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今年度のグループ基本方針の中に、「『挑戦心』の発揮」があります。
「挑戦心」ですぐさま頭に思い浮かぶのが、昨年ノーベル医学生理学賞
を受賞した京都大学の山中伸弥教授です。

整形外科の研修医時代、指導医から「お前はほんまに邪魔や。ジャマナ
カや」と言われ続けていました。

それはうまい人なら20分で終わる手術を、彼は2時間もかけないとで
きなかったからだといいます。その時彼自身自分の能力に限界を感じ、
薬理学専攻へ進路変更しました。彼の人生を変えるターニングポイント
がここにあったと言われています。

それは、人生初の薬理学の実験で学んだ3つの教訓だったのです。

一.科学の面白さは、予想通りの結果にならないところにあるというこ
  と。 
二.予想外のことが起こるからこそ、新薬・新治療薬を準備なしにいき
  なり患者さんに使用することは絶対にしてはならない。必ず事前に
  動物実験を行って、安全性や効果を十分に確かめておかなければな
  らない。
三.先生の考えをそのまま信じこまず、真っ白な気持ちで現象に向きあ
  うこと。先入観を持たないこと。

なかでも、当時助教授の先生に何度も言われた「阿倍野の犬実験をする
な」という言葉は今でも心に刻まれているということです。阿倍野とは、
大阪市立大学医学部がある大阪市阿倍野区の阿倍野のことです。

アメリカの研究者がアメリカの犬は頭を叩いたら「ワン」と吠えたとい
う論文を発表すると、日本の研究者は日本の犬も頭を叩いたら「ワン」
と吠えたという「日本の犬実験」の論文を書いたというものです。

さらにひどい研究者は阿倍野区の犬を調べて、やはり「ワン」と吠えた
という「阿倍野の犬実験」の論文を書いたといいます。

そういう誰かの二番煎じ、三番煎じの研究はするなというのが、「阿倍
野の犬実験はするな」という言葉の意味であったということです。

工学部出身、門外漢ならではの発想が不可能を可能にし、「成熟した細
胞を多能性を持つ状態に初期化できることの発見」、つまり今日の「i
PS細胞」に繋がりました。

彼の創造力と発想が、発見からわずか6年で快挙をもたらしたのです。
今年度の五十鈴グループのキャッチフレーズは「Will-Chall
enge」です。 

私たちも自分がどこまで通用する人間か、具体的な目標を設定して自分
の意志で挑戦しましょう。常に新しい発想とチャレンジ精神をもって臨
むことの重要性。山中教授の経験した学びに、私たちも学ぶところが多
くあるのではないかと思うのです。


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【五十鈴オートの現場から】_深井社長

           ――― 名言 ―――
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先日まで、梅雨空はどこへやらの様子でしたが、今は台風接近に合わせ
て季節らしい天気になってきました。

突然ですが、最近Facebookをやるようになりました。ツイッタ
ーや、ブログと同じようなものと理解していますが前述のサービスと異
なり、写真を中心に掲載するので比較的楽に使えると思います。

そのような利点とは他に、私が継続して使用している大きな理由の一つ
がコミュニティと呼ばれる情報です。特に毎日送られてくる「人生と経
営に役立つ名言、格言、いい言葉」という名言集があります。6月1日
には五十鈴グループでも唱和している福沢諭吉先生の「心訓」が掲載さ
れたりしています。

そんな中、気になる名言がありました。少し長いので要約しますと、
「不況の時は否定的なことを思い気に病む。しかし、否定的なことが心
に占めていると否定的なことを引き寄せてしまう。常に堂々と明るく進
むべきである」と、稲盛和夫さんが書いていらっしゃいました。

今週末にはグループ社員総会が開催されます。昨年度のテーマ「温故知
新」から今年は「Will-Challenge」へと変わり、夢の実
現に向けて行動に移す年です。

LG部門全体が、そして特にオートの社員も今年は熱く燃えています。
熱い気持ちを胸に社員総会での行動による参画を期待しています。当日
は是非、常に堂々と明るく参画しましょうね。

追記
悪いことを引き寄せないように、日常から険しい顔ではなく、明るい表
情を心がけます。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2013.06.12 青梅サービスセンターが
           青梅市労働基準協会主催の安全週間説明会で
           活動事例を発表 
           →http://www.isz.co.jp/news/2013/0612_000165.html

2013.06.12 小山サービスセンターに、
           サステックさま 社長がサービスセンター経営の見学に
           ご来社  
           →http://www.isz.co.jp/news/2013/0612_000164.html 

2013.06.06 五十鈴版CSR活動報告
          「五十鈴グループビジョナリーレポート2012」を
           発行しました 
           →http://www.isz.co.jp/news/2013/0606_000163.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.518〕は、2013年6月20日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

いよいよ今週末は、五十鈴グループの社員総会が開催されます。年に1
度の組織としての成長振りを自分たちは勿論、お客さま・ご来賓と共に
共有したいものです。今回も様々なトピックスや印象に残る内容がある
と思います。それらの個別の出来事も忘れてはなりませんが、一番重要
なことは何でしょうか。やはり、会を通じて「今年1年間をChall
engeしていこう」と思えるようになれるかどうかではないでしょう
か。そのためにも、“皆と気持ちをひとつにして参画していく”ことを
実践していきたいと思います。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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