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五十鈴メールマガジン〔No.519〕知好楽
配信日時:2013/09/27 15:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.06.27発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.519≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
        
            梅雨の日が続きます。

         天候がパッとしない日が続きますが、

           ここは気持ちを入替えて、

          人生を楽しむことについての

          イメージを持ってみませんか。

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☆No.519 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_知好楽
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ネガポ(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_ビジョナリーレポート(新川社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 知好楽 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

拠点社員総会で「知好楽」の話をしたと思いますが、話すのを忘れた拠
点もあるので、ここでその話をしたいと思います。もともと、この言葉
の出典は『論語』です。

「子曰く、これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、
これを楽しむ者に如かず」ということで、「これを知っているだけの者
は、これを愛好する者におよばない。これを愛好する者は、これを真に
楽しむ者におよばない。」ということですが、私は社員の皆さんには多
少意訳して話をしました。

「社員総会をやるのは、会社のことをもっと知ってもらいたいからやる
のです。さらに自分たちで社員総会を創り上げることで、もっと会社を
好きになります。そして、社員総会を楽しむことにより、さらに会社は
全員参画の経営になることができます。」このような意味合いだったと
思います。

さて、皆さんには理解してもらえたでしょうか? また、グループの社
員総会を楽しんでもらえたでしょうか? 私の敬愛する経営者の稲盛さ
んは「会社を好きになったこと、仕事が好きになったこと、そのことに
よって今日の私がある」といつも言われています。

私は、どういうわけか、子供のころから「永楽」という言葉を知ってい
て、座右の銘としていました。「コレヲタノシム」と読むのですが、誰
かに教わったのでしょうが、出典は良く分かりません。

「楽しく生きようぜ!」みたいな感覚で、何かの折にこの言葉を書いた
りしていました。短いし、使い勝手がいいので、何か一言書いてくださ
いと言われたときは、「永楽(コレヲタノシム)楽しく生きようぜ!」
という具合に寄せ書きなんかに書いていました。

しかし、もっと教養のある人々は「真楽」という言葉を使います。『何
事であれ対象と一体になった時に生命の深奥から湧き上がってくる楽し
みが「真楽」である。物事に無我夢中、真剣に打ち込んでいる、まさに
その時に味わう楽しさが真楽なのである。人生の醍醐味とは、この真楽
を味わうことに他ならない。』

ということですが、鈴木實会長はいつも「全力投球」の話をなさいます。
「今年一年、真剣に全力投球できただろうか?」と年末の納会等で言わ
れていました。

真剣で一生懸命の醍醐味を今年のグループ社員総会を企画した者、壇上
に上がった者、客席から発言した者、懇親会でも同じです。震えるよう
な緊張感の中で、一生懸命、真剣に全力投球した後の達成感はそれぞれ
の人に対するご褒美です。

そういう一人ひとりの高まりの中から、組織の一体感が生まれ、組織は
息づくのです。会社のことばかりではありません。日本という国のこと
を知り、好きになり、楽しくこの国の国民であることを誇りに思わなけ
ればなりません。

私は丸の内のオフィスで、毎日皇居を眺めるとき、本当にありがたく思
っています。様々な歴史認識が問われる中で、自分自身が知り、腑に落
ちることが重要なことです。歪められたり、操作されたり、諸外国の風
評でなんとなく理解してはなりません。

我々はもっと、母国に対しての「知好楽」を進めなければなりません。
神社仏閣の多さを、勤勉な国民性に誇りを持たなくてはなりません。し
かし、毎年行われる社員総会を繋げていけるということは本当に幸せな
ことです。

国民の祝日も同じようにその意味合いを理解し、そこから、日本の歴史
や神事について考えたら「知好楽」が進むのではないかと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

           ――― ネガポ ―――
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梅雨明けが待ち遠しい毎日が続いています。今年の日よけは、ゴーヤに
戻しました。理由は、1.葉が大きい、2.成長が早く、みるみる伸び
る、3.虫が付きにくい、以上の3つです。

6月初旬にプランター栽培を始めました。今では1メートルくらいの高
さまで、蔓が伸びています。本当に、ゴーヤは簡単です。

さて、みなさんは、「ネガポ辞典」というものを知っていますか? ネ
ガティブな言葉をポジティブな言葉やフレーズに変えてくれる辞典です。
女子高生が考案した、人にやさしく、元気になれるアプリ(無料)だそ
うです。しかし、「辞典」というほどピタッと対応していませんが、そ
れはそれで良いのでは、と思います。

例えば、「弱虫」であれば、「慎重(良く考えてから行動する)」「他
人に流されない(周りが駆り立てても、自分の意志を貫く)」「発展途
上(大いなる成長を遂げる前の段階)」などに言い換えてくれます。言
い得て妙だな、と思います。

私たちは、一日のうちで、ネガティブ発言とポジティブ発言のどちらが
多いのでしょうか? 数えたことはないでしょうが、ネガティブ発言の
ほうが多い傾向にありませんか? 提案に対し、ダメ出しが多い。ネガ
ティブな出来ない(やりたくない)理由ばかり話していませんか?

ポジティブに生きたいという欲求、希望は、誰しもがもつものです。し
かし、なかなかそうはいかない。それは、ポジティブ/ネガティブが、
表裏一体のものだからです。そして、ネガティブ世界のほうが、経験が
多く、想像しやすいからです。

私たちは、負のスパイラルに陥らないために、ポジティブに考え、行動
することで、自分の道を開いて行くことが必要です。性善説でポジティ
ブに生きることを心がけるのが大切です。

今年のキャッチフレーズ「Will-Challenge」は、ネアカ
のポジティブな世界そのものなのです。失敗とか成功とか、先を考えず、
まずはChallenge行動をとること。

最初から上手くいったら、天が味方してくれたから。何回もChall
engeすることが、自分の成長につながる。Challengeの数
だけ、成長を約束される。私たちにとっての第一歩は、「Will-C
hallenge」です。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

       ――― ビジョナリーレポート ―――
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五十鈴グループでは、「企業ミッションの実践を通じて、社会に貢献し
ていく」という基本的な考え方に則り、ステークホルダーとの「協創」
を追求・実践しながら、CSR活動を推進しています。

先日、その1年間の取組み・活動実績を取りまとめた五十鈴版CSR報
告書「五十鈴グループ ビジョナリーレポート 2012」が発行され
ました。企業価値を長期的に高めていくための経営戦略や様々な事業活
動の内容について、体系的に整理された内容となっています。

この「ビジョナリーレポート」ですが、今回が3冊目の発行になります。
過去のものを読み返してみると、紙面の構成は大きく変わっていないも
のの、内容的には五十鈴の進化が一目瞭然でわかります。

1冊目では、長期経営目標「Will-Navi」が発表され、CSR
活動も組織的・包括的な取り組みが本格化した年であったことから、長
期ビジョンと理念経営の両輪を推し進め、未来への「大いなる挑戦」と
して新たなスタートがきられたことを強く伝えるものでした。

2冊目では、「Will-Navi」の実現に向けて、一人ひとりの参
画・協創機会が量・質ともに拡大されていることが伝わるもので、CS
Rと連動してショールームやIA(五十鈴アテンダント)活動へも拡が
りがありました。

そして今回の3冊目。ソリューションサービスの拡大や活躍フィールド
の拡がりがリアルに表現されており、未来を「描く」から「実現する」
に大きくシフトしていることが感じられる内容となっています。

お読みいただいたステークホルダーの方からは、「協創を自分で考えて
自発的にできる社員がたくさんいれば、企業の発展間違いなし」といっ
たお言葉をいただき、期待に応えていきたい、期待以上の進化を遂げて
いきたい、という思いを強く持ちました。

ご紹介した「五十鈴グループ ビジョナリーレポート 2012」は、
五十鈴グループのホームページからダウンロードできるようになってい
ます。五十鈴グループの経営、協創の進化に対するご理解を深めていた
だき、さらなる協創の輪を広げるきっかけにしていきたいと思っており
ますので、ぜひ、ご一読いただき、ご意見やご感想をお聞かせいただけ
れば幸いです。

そしてまた、4冊目の「ビジョナリーレポート」で更なる進化を魅せら
れるように、新しい価値の創出に向けた、新たな挑戦に取り組んでいき
たいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.520〕は、2013年7月4日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今号の代表メッセージを読んで、真剣かつ楽しく生きることが達成感と
して自らへの褒美になるということ、所属する組織や国に対する思い入
れを自ら働きかけることで自信にも繋がるということが分かりました。
常日頃忘れてはいけないことなのですが、忙しい日が続くとどうしても
目先に捉われがちですね。そういうときこそ、足元から目線を上げて本
来の目指しているところを見つめ直さなければならないと気づきました。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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